今回は、大学生協で期間限定販売されている「単位パン」について紹介したいと思います。
単位パンとは、一体どんなパンなのでしょうか?
どうしてこんなに人気なのでしょうか?その歴史と魅力に迫ってみましょう!
(画像:mototakachannel)
単位パンとは、「単位」の焼印が押されたパン
単位パンとは、その名の通り、表面に「単位」の焼印が押されたパンです。
大学生協が、大学の試験期間に合わせて販売している季節限定商品です。
単位を売ってほしいという学生からの要望に応えた商品だそうです。
レシートにも「単位」とだけ印刷されているので、本当に単位を購入したように見えるそうです。
*販売期間は通常1月中旬から2月上旬
大学生協によって異なりますが、通常、単位パンの価格はおよそ130円(税込)です。
ただし、内容やサイズが変更される場合がありますので、購入時に確認してください。
単位パンの販売期間は、大学生協によってバラバラですが、
通常は1月中旬から2月上旬にかけて行われます。
ただし、在庫がなくなり次第終了する可能性もあるため、お早めに入手してください。
単位パンの歴史と進化:大学キャンパスで生まれ、全国に広がる大ヒット商品
単位パンは、2015年に初めて販売されました。
当初は、東京大学、早稲田大学、東京理科大学、横浜国立大学、芝浦工業大学の5大学で販売されました。
その後、大学生協のX(旧Twitter)をきっかけに話題に火がつき、テレビや新聞、Web媒体などの取材が殺到しました。
店舗では連日、売り切れが続出し、2週間で3万個を売る大ヒット商品となりました。
その後も、毎年1月に販売されています。
販売している大学も増えて、現在では全国の約80大学で販売されています。
また、パンの種類も毎年変わっており、これまでにクリームパン、カレーパン、ミルククリームパン、あんぱん(こしあん、つぶあん)、チョコクリームパン、カスタードパンなどが登場しています。
中には、両面に「単位」の焼印が入った「2単位パン」や、頭脳粉(ビタミンB1とDHA入り小麦粉)を使用した「頭脳パン」などのレアな単位パンもあります。
単位パン:大学生の心をつかむ魅力
単位パンの魅力は、何といってもそのユニークなコンセプトと見た目です。
単位をパンで買えるという発想は、大学生の気持ちをくすぐります。
また、表面に「単位」の焼印が入っているのもインパクトがあります。
SNSで写真を投稿したり、友達にプレゼントしたりするのも楽しいですね。
さらに、中身や価格が毎年変わるのも、単位パンの魅力の一つです。
どんなパンが出るのか、毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
単位パンは、単においしいパンとしてだけでなく、大学生の単位取得を応援するというメッセージも込められています。
単位パンを食べることで、試験勉強に励む学生の気分を明るくしたり、自信を持たせたりする効果があるのかもしれません。
もちろん、単位パンを食べただけで単位がもらえるわけではありませんが、少しでも単位取得に近づけるように願っています。