羊たちとともに

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看護師の長野じゅりあ:空手世界王者から女優、プロレスラーに!!

こんにちは、長野じゅりあ(ながの じゅりあ 1996年2月10日生まれ)さんは空手家、女優、プロレスラー、看護師という多彩な経歴を持つマルチタレントです。

今回は長野さんの魅力や活動について紹介します。

 

(映像:じゅりあの黒帯天使ちゃんねる)

長野じゅりあ:空手世界王者から女優デビュー

長野さんは5歳から空手を始め、糸東流空手道二段の腕前を持ち、

中学時代にはオリンピアンの清水希容さんと対戦したこともあります。

2006年9月17日には「第5回糸東流空手世界選手権大会 形の部 9歳〜10歳 女子3級以上」(東京武道館)で優勝。

糸東流(しとうりゅう)は、沖縄県首里市出身の空手家、摩文仁賢和まぶに けんわ)によって創設された空手の流派であり、首里手(しゅりて)と那覇手(なはて)の両流派の要素を取り入れています。

これは、松濤館流(しょうとうかんりゅう)、剛柔流ごうじゅうりゅう)、和道流(わどうりゅう)と並んで、空手護身術の四大流派の一つとして認められています。

 

2012年6月24日『第42回東京都空手道選手権大会』(日野市市民の森ふれあいホール)《形》[準優勝]長野じゅりあ(八王子)

2012年10月7日『第11回東京都下市町村高校空手道選手権大会』(都立多摩工業高等学校体育館)《形》女子有段[優勝]長野じゅりあ(五日市高校)

 

長野さんは、2011年高校1年生(東京都立五日市高等学校)のとき、約600人の参加者を抑えてオーディションに合格し、見事にヒロインに選ばれ、

谷村美月さんとともに主演映画『サルベージ・マイス』で女優デビューしました。

 

この映画では、ヒロインの有栖川真唯/“怪盗”マイス役の谷村美月さんと行動を共にする女子高生空手家・宇佐木美緒 役を演じ、

 

長野さんはこの映画でアクションシーンを披露し、世界一のアクション俳優になることを夢見ました。

 

その後、長野さんは、

2012年『スーパー戦隊シリーズ 非公認戦隊アキバレンジャー [第12話] (BS朝日) 宇佐木美緒 役、

2013年『バトルキャッツ』(NHKワンセグ2) ミギ 役

などの特撮番組に出演し、動ける女優として注目されました。

 

しかし、看護師を目指すために一度芸能活動を辞めます。

長野じゅりあ:看護師としての活躍と芸能界復帰!

長野さんは都立五日市高校卒業後、大学ではなく、昭和大学医学部付属看護専門学校に進学しました。

 

そのきっかけは、母親が看護師であることから、自分も看護師を目指すことになったと語っています。

 

長野さんは看護学校を卒業後、大学病院の脳外科に配属されました。

20歳で看護師となり、三次救急にも携わりました。

「三次救急」とは、生命に関わる重症患者を24時間体制で受け入れる施設や体制のこと。

一次(入院や手術の必要がなく、自力で受診できる程度の比較的軽症な患者に対応。)や

二次(24時間体制で、入院や手術が必要な患者を受け入れ。)通常の救急施設では対応が難しい生命に関わる重症患者に対応する救急医療を指します。


これは救急医療の最終的な拠り所であり、原則として24時間体制で、重症患者や複数の診療科にまたがる重篤な患者を受け入れることが求められます。

 

「3年くらい経ったら、女優業に復帰しようとひそかに考えていました。

その理由は、心に未練があったからです。

 

女優としてデビューしたとは言っても、結局は空手をやるための副業に過ぎず、非常に中途半端だったと感じ、後悔していました。」

 

また彼女は、医療系ドラマを観て、「私なら本当に演じられる」と感じたことから、女優として芸能界に復帰することを決意したとも述べています。

 

長野さんは非常勤の看護師として働きながら、2020年23歳で芸能界に復帰しました。

エイジアプロモーション(Asia Promotion co.ltd 芸能事務所)に所属し、

TikTok(フォロワー数およそ90万)や

YouTube『じゅりあの黒帯天使ちゃんねる』(チャンネル登録者数16万)で美人空手家として人気を集めています。

2021年10月5日発売『FLASH』で初の水着グラビアを披露。

(画像:(C)光文社/週刊FLASH 写真◎唐木貴央 

2023年12月24日『セクシー田中さん [最終話]』(日本テレビ)村上佳奈 役で出演。

長野じゅりあ:プロレスデビューと今後の展望

長野さんは、2022年1月5日『東京女子プロレス 後楽園大会』でプロレスデビューを発表。

同年3月19日の両国国技館でのデビュー戦のタッグマッチでは、鈴芽さんと遠藤有栖さんのタッグに宮本もかは敗れ、長野組は敗戦となりましたが、その後も継続参戦を表明。

 

10月9日のTDCホールの試合で、遠藤有栖・鳥喰かや組と対戦し、鳥喰から自力で初めて勝利を収めました(タッグパートナーは宮本もか)。

 

長野さんはプロレスにおいても空手の技を活かし、旋風脚やじゅりあ乱舞などの得意技を披露しています。

また、コスチュームも黒帯を巻いた空手着風のもので、空手家としてのアイデンティティを表現しています。

 

2024年1月9日 長野さんは、2024年4月13日に行われる東京・北沢タウンホール大会を最後に東京女子プロレスを退団し、女優業に専念することを発表しました。

 

それは、2023年1月29日の試合中に左手の人さし指の第一関節を骨折するなどの負傷が、決断を下すきっかけとなりました。

 

この怪我のため、半年間の欠場を余儀なくされ、

「手の骨折で半年間、プロレスだけでなく他の仕事もできなかったりということがあり、今後の人生を考えた時に卒業しようと思いました」

と述べました。

 

そして、「プロレスラーとして達成したい目標はたくさんありましたが、やらなければならないこともたくさんあるため、今回この決断をしました。

卒業後はファンとして応援していきたいと思います」

と笑顔で話しました。

 

長野さんは今後も空手や看護師としての経験を生かして、様々な役柄に挑戦していきたいと語っています。