松田ゆう姫の大学留学から

タレントで歌手の松田ゆう姫（まつだゆうき 1987年11月30日生まれ）さん。

彼女の学生時代に焦点を当ててみましょう。

（映像：YJYofficial）

カナダの公立高校卒業後、ピッツバーグの大学（校名は非公表）でグラフィックアートやイラストレーションを学び、アートスクールで留学生活を満喫した松田さん。

この時期には、多国籍な友人たちとの交流が彼女にとっての貴重な経験となりました。

アメリカ時代に学んだグラフィックアートやイラストレーションのスキルは、彼女が後にアーティストとしての道を歩む礎となったことでしょう。

挑戦と成長の留学生活

松田ゆう姫さんの留学生活には挑戦と成長が満ちていました。

松田さんは目白学園中学卒業後、カナダの公立高校（ブリティッシュコロンビア州にあるナナイモ）に進学しています。

ただし現地の高校名は非公表です。

英語が苦手だった彼女は、電子辞書を片手に言葉を覚え、友達とのコミュニケーションを図る中で、異文化に触れることで広がる視野に魅了されました。

そして、留学を果たした理由には、彼女自身が環境を変えたいという思いと、母親である松田美由紀さんの夢を叶えたいという想いが交錯していたようです。

英語を学ぶ苦労があった反面、留学先での楽しい思い出も多く、その中で音楽への情熱が芽生えることになります。

松田さん曰く、そこで交流した友人たちの影響を受け、音楽への興味を抱くようになり、作詞や作曲に挑戦。

その結果、オリジナルの音楽制作に没頭することとなりました。

※ 松田さんが実際に利用したかは不明ですが、ナナイモ・レディースミス教育区留学生プログラム/Nanaimo Ladysmith School District International Student Program

学生時代について、松田さんは、高校生の頃にカナダへ留学し、別の家族と共に過ごしていたため、ストレスの発散が少なかったと明かしました。

帰国後は比較的引きこもりがちに…

高校生活では「1人でいることに恥ずかしさを感じていて、トイレに昼食を持ち込んだりすることもあった」と率直に語りました。

高校卒業後、帰国後2年間ほど引きこもる中で、「このままではまずい」と感じ、再び母親に頼み、留学することを決意。

アメリカの大学へ留学し、留学先はピッツバーグだったと語りました。

留学先の選定は、アメリカの大学が載っている本を見て、ランダムに開いたページにピッツバーグが書かれていたことがきっかけであったと明かし、「とにかく早く行きたかった」と語っています。

才能開花

ピッツバーグの大学を卒業、帰国した松田さんは、24歳で音楽活動を本格的に開始しました。

2012年、電子音楽家・Jemapurとのエレクトロニック・ミュージック・ユニット『Young Juvenile Youth』を結成し、活動開始。

※ JEMAPUR（ジェマパー）作曲、トラックメイキング、ミックス担当

その頃から彼女の才能は徐々に広く知れ渡り、多方面での活動が始まります。

バラエティ番組への出演やイラストレーターとしての顔も持ちながら、音楽活動においても成功を収めています。

（映像：エッセンシャルイネルジャPR事務局）

さらに、2020年11月にはお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんとの交際が報じられ、プライベートでも幸福な時間を過ごしているようです。

音楽嫌いから留学への原点

一方で、松田ゆう姫さんの中学時代には意外な一面も垣間見えます。

目白学園中学校（2009年に「目白研心中学校・高等学校」と改称し、男女共学）での活動や、特にカナダ留学プログラムでの3週間は彼女にとって、後のカナダ留学の原点とも言えそうです。

意外にも、中学生の頃まで、音楽が嫌いであり、クラスの演奏会などがある際は、できるだけ楽器を演奏しないで済む方法を考えていたと語っています。

また、家族との関係や兄弟姉妹とのエピソードも松田さんの人間性を知る上で重要です。

父親である松田優作さんの突然の病死（ゆう姫さん：当時1歳）や、兄弟（ともに俳優の兄の松田龍平さん、松田翔太さん）との仲、特に松田翔太さんと兄妹喧嘩で警察沙汰になってしまったことや、反抗期に母親の松田美由紀さんに「出ていきなさい」といわれ、「私はお金がないから、お母さんが出て行ったら！？」と言い返して、松田美由紀さんが家出したというエピソードを明かしています。

これらは彼女の子供の頃のエピソードの一部ですが…

しかし、彼女の歌や活動に深みを与え、彼女の個性的で多彩な才能が花開く基盤となったように思えます。