羊たちとともに

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見上愛 高校・大学から演出家そして女優へ

デビュー以来、注目を集める活躍を見せている見上愛さん。

中学生の頃に鑑賞した舞台をきっかけに、照明の仕事や演出家を目指す道もあったが、最終的に女優として表舞台に立つことを選んだ彼女の思いとは…

 

桐朋女子高等学校から始まる演出家への道

(c)「衝動」製作委員会

見上愛(みかみ あい 2000年10月26日生まれ)さんは、桐朋(とうほう)女子中学校・高校を卒業後、日本大学 芸術学部演劇学科に進学されました。

桐朋女子中学校および高校の普通科は、中高一貫の女子校であり、高校段階では、内部進学の生徒(中学校からの進学者)と外部進学の生徒(高校からの進学者)で編成する併設混合型中高一貫校となっています。


一方、高校の音楽科は、桐朋学園大学音楽学部との高大一貫7年制を採用しており、名称には「女子」とあるものの、実際には男女共学です。

 

小学生の頃から首相になりたいという大きな夢を持っていた見上愛さんですが、桐朋女子中学2年生の時に観劇にハマり、照明の仕事に興味を持ち始めます。

見上愛、演劇への情熱~桐朋高校演劇部へ~

バレエやハンドボール、バンド活動と、多彩な才能を持つ見上愛さん。

しかし、彼女の本当の情熱は演劇の世界にあり、

高校で演劇部に入り、演出や脚本を手掛ける中で、演出家を目指すようになります。

 

見上さんは、桐朋中学1年から桐朋高校1年の途中まで3年間ハンドボールをしていましたが、演劇関連の仕事に興味を持ち始め、自分が本当にしたいことをしないと後悔するかもしれないと感じ、演劇部に転部します。

中学2年の時に、観劇好きの両親に誘われて舞台を観に行き、そこから徐々に観劇に興味を持つようになりました。

桐朋女子高校1年生の時に演劇部に入部すると、

部員は役者や演出、照明などそれぞれの役割に分かれていますが、最初は照明を担当したかったのです。

しかし、部員の不足などの理由で演出と脚本を担当することになりました。

※ 途中入部だったため、他の部員の役割がすでにほぼ決まっており、空きは演出と脚本のみだったようです。

見上さんは、高校2年生の時、『第4回高校生劇評グランプリ』という劇評のコンテストに参加し、優秀賞を受賞しています。

見上愛、演出家になるために~日本大学芸術学部

日本大学芸術学部での学びは、見上愛さんにとって新たな一歩でした。

演劇学科に在籍し、演劇に関わる仕事に就きたいという思いで日芸へ進学。

 

大学2年の頃からはコロナ禍によりオンライン授業が中心となりましたが、それでも彼女の情熱は衰えることはありませんでした。

 

見上愛さんは、演出家志望から女優への転身を果たしました。

見上愛、演出家志望から女優へ

(画像:maidigitv)

もともとは裏方志望だった見上愛さんですが、ワタナベエンターテイメントのスクールに通ったことをきっかけに女優デビューします。

桐朋女子高校演劇部時代…

演劇関係の先輩たちから、「演出家になるためには、演技も学んでおくと良い」というアドバイスを受け、また、「演技する人の視点を理解しておくことが重要だ」という意見を聞き、演技を学ぶことを決意しました。
 
しかし、桐朋女子高校では芸能活動や劇団への所属が禁止されていたため、習い事の一つとして演技を学ぶ場所を探しました。
 
そこで、ワタナベエンターテイメントスクールで演技を学び、現在のマネージャーから声をかけてもらうことがデビューのきっかけとなりました。

 

そう振り返ります。

大学3年生の2021年に、見上愛さんは初主演映画『衝動』(倉悠貴(くら ゆうき)とのW主演)が公開され、

 

同年には、よるドラ『きれいのくに』(NHK総合) 凜 役、

2023年には木村拓哉主演映画『レジェンド&バタフライ』 に生駒吉乃 役などで

その後も多くの作品に出演しています。

 

見上さんは、2023年3月の日本大学 芸術学部演劇学科卒業に際し、

大学生活を振り返り

貴重な友人や先輩、教員に出会い、自己成長できたことは幸せです。
事務所や家族の支えもあり、スケジュールの調整も頑張りながら、何とか卒業できました。

 

と感謝の気持ちを述べています。

《大学時代の一コマ》見上愛、河合優美をナンパする♡

大学で河合優美ちゃんと知り合いました。私がナンパして(笑)、優実が快く友達になってくれました。

彼女はすでに女優をしていましたが、私はまだ女優ではなく…

 

mayuri.hatenadiary.com

見上愛さんの芸術への情熱は、彼女が今日に至るまでの道のりを形作っています。

演劇の世界での経験が、女優としての彼女の演技に深みを与えているのでしょう。見上愛さんの今後の活躍から目が離せません。