今回は、2024年1月14日からスタートした日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(TBS)でバイオリン奏者 谷崎天音(たにざき あまね)役を演じている女優の當真あみ(とうま あみ 2006年11月2日生まれ)さんについてお話します。
(映像:ザテレビジョン)
當真あみさん:バイオリンキャリア10年以上!!
當真あみさんは、3歳半からバイオリンを始めており、2024年時点で約14年の経験を持つそうです。
バイオリンを始めた理由は、「テレビでバイオリンを演奏するのを見て、それを真似ていたら、お父さんが習うことを提案してくれました。オーケストラで『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』を演奏した経験もあります。」
また、
「今回、バイオリンの役をいただいたときは、自分のやってきたことを生かせることでとても嬉しかったし、さらに努力しようと思いました」と述べました。
驚くべきことに、當真さんは左利きでありながら左利き用のバイオリンを使わず右利きと同じスタイルで演奏しています。
通常、バイオリンは左手で音階を押さえ右手で弓を引くため、左利きの人には難しいと思われがちです。
當真さんはそれを見事にこなしています。
彼女の腕前はプロ並みとも言われており「さよならマエストロ」での演奏というのも大いに期待されています。
では、なぜ當真さんは左利きなのに右利きと同じようにバイオリンを弾けるのでしょうか?
その秘訣を探ってみましょう。
左利きでも右利きと同じようにバイオリンを弾ける理由
當真さんは、自身のTwitterで「左利き」と明言しています。
しかし、サインを書くときは右手で書くということもあります。
つまり、當真さんは左利きですが、右手も使いこなせるということです。
これは、幼い頃からバイオリンを習っていたことが影響していると考えられます。
バイオリンは、左手と右手がそれぞれ異なる役割を担っています。
左手は音階を押さえるために細かい動きが必要で、右手は弓を引くために大きな動きが必要です。
このように、バイオリンは両手の協調性が重要な楽器です。
左利きの人が右利きと同じようにバイオリンを弾く場合、左手は音階を押さえるのに適した利き手ですが、右手は弓を引くのに不慣れな手です。
しかし、當真さんは幼い頃からこのスタイルでバイオリンを習ってきたため、右手も慣れてきたのでしょう。
また、バイオリンは左利きだと有利という説もあります。
左手で音階を押さえる方が難しいと言われており、左利きの人はその点で優位になるというのです。
當真さんは、左利きの利点と右手の練習によって、右利きと同じようにバイオリンを弾けるようになったのです。
左利き用のバイオリンは存在するのか?
當真さんは右利きと同じようにバイオリンを弾いていますが、左利き用のバイオリンというものは存在するのでしょうか?
実は、左利き用のバイオリンというものもわずかに存在しています。
しかし、オーダーメイドしないといけないため、非常に稀で高価です。
また、左利き用のバイオリンを使うと、右利きの人とは逆になるため、アンサンブルやオーケストラなどで演奏するときに不便になります。
そのため、左利きの人もバイオリンの演奏は右利きの人と同じスタイルで演奏するのが一般的なのです。
當真あみのバイオリン演奏が聴ける作品は?
當真さんは、バイオリンを弾くことができる女優として注目されています。
彼女のバイオリン演奏が聴ける作品は以下の通りです。
*TBS系日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(2024年1月14日~)
*日曜 21:00 - 21:54
*バイオリン奏者の谷崎天音(たにざき あまね)役で出演。
役どころ - 高校2年生で、自己の信念に従い、楽天的な一面が垣間見えます。
将来は指揮者を目指しています。
劇中でバイオリンの演奏シーンがあります。