今回は、2020年NHK連続テレビ小説『おちょやん』でヒロイン・竹井千代を演じて話題の女優、杉咲花(すぎさき はな 1997年10月2日生まれ)さんについて紹介します。
(映像:マイナビニュース【エンタメ・ホビー】)
杉咲花さんは、かわいらしいルックスと力強い演技で多くのファンを魅了していますが、実は両親も芸能界で活躍していたことをご存知でしたか?
そうなんです、杉咲花さんの両親はともにミュージシャンで、父親はレベッカやRED WARRIORSのギタリスト、木暮武彦さん、母親はマクロス7のヒロインの歌声を担当した歌手、チエ・カジウラさんなのです。
今回は、杉咲花さんの両親の経歴やエピソード、そして杉咲花さんとの関係について詳しくお伝えします。
父親はレベッカのギタリスト、木暮武彦さん
(映像:木暮shake武彦 official)
杉咲花さんの父親は、木暮武彦(こぐれ たけひこ 1960年3月8日生まれ)さんというギタリストです。
木暮武彦さんは、1980年代に人気を博したロックバンド、『レベッカ』のメンバーでした。
『レベッカ』は、1982年2月、ギタリストの木暮武彦(通称:SHAKE シャケ)が率いて、埼玉県内のアマチュアミュージシャンによって結成。
バンド名は木暮がケイト・ダグラス・ウィギンの小説『黒い瞳の少女レベッカ』(原題:Rebecca of Sunnybrook Farm)から採用。
バンドのボーカルには、バンド『DOLL』のボーカルであったNOKKO(ベースの山田貢司の妹)が加入しました。
『ウェラム・ボートクラブ』(1984年4月21日発売)でデビュー。
『フレンズ/ガールズブラボー』(1985年10月21日発売)
『RASPBERRY DREAM ラズベリードリーム』(1986年5月2日発売)
『LONELY BUTTERFLY ロンリーバタフライ』(1986年10月15日発売)
などのヒット曲を生み出し、1988年にリリースされた6枚目のオリジナル・アルバム『Poison』により、第2回日本ゴールドディスク大賞のアーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽部門)を受賞しました。
レベッカ脱退からRED WARRIORS結成へ
(映像:TIJ Music)
1985年1月、音楽的な見解の相違から、木暮武彦とドラマーの小沼達也が脱退。
木暮は、"ロックにこだわらずポップな曲を演奏する"という意見に反対し、ディレクターと口論になり、最終的に解雇されたと述べています。
1985年2月8日、脱退した2人と、DIAMOND☆YUKAI(田所豊)と小川清史は、新しいバンドを結成しました。『RED WARRIORS レッド・ウォーリアーズ』
木暮武彦さんは、レベッカのほかにも、RED WARRIORSやソロ活動などで多くの楽曲を作曲・演奏しており、その才能は高く評価されています。
また、現在も精力的に音楽活動を続けており、CDアルバムのリリースなどでファンを楽しませています。
木暮武彦さん3度の結婚:NOKKO→チエ・カジウラ→一般女性
木暮武彦さんは、1990年にNOKKOさんと結婚しますが、3年後の1993年には離婚しました。
離婚の理由や原因については公にされていませんが、性格の不一致が理由の一つだとされています。
結婚生活はわずか3年で終わりを迎えた2人に、子供はいません。
NOKKOさんと離婚した3年後の1996年に木暮武彦さんは、チエ・カジウラさんと結婚しますが、結婚生活は短く、4年後の2000年に離婚。
1997年10月2日に杉咲花さんが生まれました。
2人の出会いや結婚当時の詳細はお互いに滅多に話題にされず、現在でもその当時の様子に関しては多くが不明のままです。
2004年に木暮 武彦さんは、15歳年下の一般の方(裕子さん)と結婚され、現在もその関係は続いています。
また、息子の木暮青葉さんは2004年9月22日に生まれました。
杉咲花さんの母であるチエ・カジウラさんはその後再婚せず、杉咲花さんをひとりで育ててきました。
母親は『マクロス7』の歌手、チエ・カジウラさん
(映像:Victor Entertainment)
杉咲花さんの母親は、チエ・カジウラ(本名:梶浦千枝 かじうら ちえ 19〇〇年7月25日生まれ)さんという歌手です。※ 年齢非公表
チエ・カジウラさんは、1994年10月16日〜1995年9月24日に放送された人気アニメ、『マクロス7』(TBS系)に登場する架空のロックバンド『Fire Bomber ファイアーボンバー』の物語のヒロインでツインボーカルの一人のミレーヌ・フレア・ジーナスの歌声を担当しました。
チエ・カジウラさんは、「M-MEG」名義でロックバンド『Fire Bomber ファイアーボンバー』の作詞も担当している。
『君に届け→』『MY FRIENDS(マクロス7 ED)』『LOVE IT -A.D.2060-』『SWEET FANTASY』
1995年7月24日にリリースしたシングル「・・・だけどベイビー!!」(マクロス7ED曲)がオリコン初登場15位を記録し、
その後も1995年9月21日発売「恋がおちた」、
1996年3月23日発売「***届くほど高く↑***」、
1996年9月21日発売「この森へ←」といったシングル、
そして1995年9月21日発売アルバム『LOOPHOLE』や
1996年9月21日発売『CONFUSION』、
PV集『INSIDE MY BRAIN〜brilliant synapse~』
を1996年9月21日にリリースし、活動を展開。
しかし、方向性の不一致により活動を休止しました。
2004年に復帰し、以降は主にライブハウスでの活動を中心に行っています。
その傍ら、キャンドルアーティストとしても活動し、イベントでのキャンドルプロデュースやウェブ販売も手がけています。
前述したように彼女の元夫はギタリストの木暮武彦(1996年結婚)であり、娘は女優の杉咲花(1997年10月2日生まれ)です。
木暮とは、杉咲の幼少期の2000年に離婚しています。
また、彼女は洗足学園音楽大学でボーカルの講師を務めています。
チエ・カジウラさんは、マクロス7の主題歌や挿入歌などを歌い、その甘い歌声や心に響く歌詞で多くのアニメファンを魅了しました。
杉咲花さんと母親との関係は?
(画像:チエ・カジウラさんのインスタ)
杉咲花さんは、両親の名前を自ら公表したことはありませんが、業界では有名な話として知られています。
杉咲花さんは、お母さんに引き取られて母子家庭で育ちました。
彼女の名前「花」は母親のカジウラが名付けたものであり、杉咲は「とても気に入っています」と述べています。
子供の頃、彼女は乗馬やテニス、水泳、習字、造形、英語など、さまざまな習い事に取り組んでいました。
これらの経験を与えてくれた母親について、杉咲は「今改めて思うのは、母が常に私のやりたいことを応援し、実現する方法を一緒に模索してくれたことは素晴らしい経験だった」と感謝の意を述べています。
彼女は幼少期から芸能界への道を歩み始め、その後は数々のドラマや映画で活躍しました。
その中でも特に印象的だったのは、2016年公開宮沢りえ主演映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で幸野安澄 役の演技であり、その演技力は多くの人々に称賛されました。
この映画で、彼女は若くして2017年『第40回日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞・新人俳優賞』『第59回ブルーリボン賞 助演女優賞』など多くの賞を受賞し、その才能と努力が認められました。
母親の支えと励ましのおかげで、彼女は困難に立ち向かい、夢を追求する力を得ることができたのです。
咲花さんは、両親の才能を受け継ぎながら、自分の個性を発揮しています。
今後も杉咲花さんの活躍に注目していきましょう。!