今日は元レースクイーンで、現在は政治家として活躍されている森下千里さんについてお話ししたいと思います。
森下さんは2021年の衆議院選挙に自民党公認で宮城県第5選挙区から出馬しましたが、皆さんは森下さんがなぜ宮城県の石巻市に移住したのかご存知でしょうか?
今回はその理由に迫ってみたいと思います。
森下千里さんのプロフィール
まずは森下さんのプロフィールを簡単に紹介します。
- 生年月日:1981年9月1日
- 出身地:愛知県名古屋市
- 学歴:名古屋学院大学経済学部経済学科中退
- 職歴:レースクイーン、グラビアアイドル、タレント、女優、政治家
- 資格:マネーマネジメント検定1級、FP(ファイナンシャル・プランナー)2級
森下さんは、1981年9月1日に愛知県名古屋市出身です。
名古屋学院大学経済学部経済学科中退後、2001年頃にレースクイーンとして活動を始め、人気グラビアアイドルとなりました。
その後、テレビや雑誌などで、女優やタレントとして活躍。
2019年12月31日、所属事務所ビクターミュージックアーツとのマネジメント契約を解約することを発表。
森下千里さんが石巻市に移住したきっかけ
森下千里さんが宮城県の石巻市に移住したきっかけは、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
1つ目の理由は、東日本大震災の復興支援への思いです。
森下さんは、2011年の東日本大震災当時、東京で暮らしていました。
震災直後から、石巻市や宮城県の被災地を訪れ、ボランティア活動に取り組んできました。
このことは、SNSを通じて報告していました。
その中で、石巻の人々のたくましい姿に感銘を受け、復興支援に力を尽くしたいと考え始めたようです。
2つ目の理由は、石巻市の魅力に惚れ込んだことです。
森下さんは、石巻市の海や空、自然、そして人々の温かさに魅力を感じました。
また、石巻市は、震災からの復興を成し遂げつつあり、これからの可能性を秘めた街だと感じたようです。
3つ目の理由は、政治家として活動する上で、地元に根ざした活動をしたいと考えたからです。
森下さんは、政治家として、地元の声を国政に届けたいと考えるようになりました。
そのためには、地元で暮らし、地元の人々と直接交流することが重要だと感じ、石巻市への移住を決意したのです。
これらのことも、SNSやインタビューなどで語られています。
森下さんは、震災から10年を迎える2021年に、自分にできることは何かと考えました。そして、政治の世界に飛び込むことを決意しました。
2021年3月14日には、自民党の宮城県第5選挙区支部の新支部長に選任され、2021年3月25日に石巻市に転居しました。
森下さんは、石巻市の人々と寄り添い、被災地の声を国会に届けることを目指しています。
森下千里さんの政治活動
森下さんは、石巻市に移住してから、積極的に政治活動を展開しています。
自身のブログやSNSで、石巻市の様子や自分の考えを発信しています。
また、石巻市の商店街や学校、病院などを訪問し、地元の人々と交流しています。
そこで、石巻市の課題や要望を聞き取り、自民党の政策に反映させることを目指しています。
2021年衆議院選挙において、自民党公認で宮城県第5選挙区に出馬しましたが、立憲民主党の安住淳氏に敗れました。
森下さんは、61410票(得票率43.11%)を獲得しましたが、安住氏は、それを上回る68116票(得票率47.74%)を獲得し当選しました。
また、比例東北ブロックにも重複立候補していましたが、復活当選もできませんでした。
森下さんは、自民党の比例東北ブロックの候補者の中で、7番目に多い票数を得ましたが、自民党が比例東北ブロックで獲得した議席は6議席だったのです。
したがって、比例代表での当選ラインを下回ったため、今回の衆議院選挙での当選はできませんでした。
まとめ
今回は、元レースクイーンで現在は政治家として活躍されている森下千里さんについてお話ししました。
森下さんは、2011年の東日本大震災直後から、石巻市や宮城県の被災地を訪れ、ボランティア活動に取り組んできた経験から、政治の世界に飛び込むことを決意しました。
そして、2021年に石巻市に移住し、被災地の声を国会に届けることを目指しています。今後の活躍に期待したいと思います。