羊たちとともに

このブログでは、私の気づいたことや興味を持ったものを紹介しています。 皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせたら嬉しいです。 よろしくお願いします。

【2024年現在】いとうまい子さん ロボット工学と老化学の研究者

いとうまい子(いとう まいこ 1964年8月18日生まれ)さんは、女優業の傍らで学問の道に進み、現在は研究者としても活動しています。
45歳で大学に進学し、その後、早稲田大学予防医学とロボット工学を学びました。
現在は大学で『基礎老化学』でアンチエイジングの研究を行っており、
AIベンチャー企業『エクサウィザーズ』のフェロー(研究員)も務めています。

 

(映像:NewsPicks /ニューズピックス)

いとうまい子の挑戦:学び直しの旅【恩返し】

いとうまい子(いとう まいこ 1964年8月18日生まれ)さんは、
社会問題の解決に貢献するために学び直しを決意。

 

早稲田大学での学びを経て、ロボット工学から基礎老化学へと研究領域を変更し、またエクサウィザーズのフェローとしても活躍しています。

いとうまい子の再出発:愛犬・アトムの存在で自然体に

いとうまい子さんは、1983年『微熱かナ』でアイドル歌手としてデビュー後、


順調に芸能活動を続けていましたが、所属事務所を退所後に仕事が激減し、
地獄に落ちた」と話すほど不遇の時期を経験。


以前から、童顔にコンプレックスを抱いていたので、自分を大人っぽく見せようと…

しかし、いとうさんが自分を着飾るのをやめたきっかけは愛犬・アトムの存在だった。
そのままの自分でいいと言われたような気がした


と語るいとうさんは、無理をせず自然体でいられるようになり、周りの人々への感謝の気持ちが強くなりました。


無理をしなくなったいとうさんは、「恩返しをしたい」と考えるようになります。
その恩返しのために大学に行く決断をしたのです。

いとうまい子の挑戦:予防医学・ロボット・老化学

2010年4月 45歳のときに早稲田大学人間科学部のe-スクール[通信教育]に入学し、3年間予防医学を学びました。


その後、希望していた予防医学の教授が定年退職でゼミ生を取らなくなり、
いとうさんは、学生の勧めで全く想像していなかったロボット工学のゼミに入ることに…


ロボット工学のゼミでのいとうさんの研究テーマは『ロコモティブシンドローム(運動器症候群)』。
これは高齢者の足腰の筋力低下による機能低下を指す。


予防医学とロボットを組み合わせ、高齢者の予防医療を支援するために、
正しいスクワットを検出する装置を開発。

修士課程中に、スクワットを促す介護予防ロボット「ロコピョン」を開発しました。


このロボットは人が近づくと「スクワットやりましょう」と声をかけ、一緒にスクワット運動を行う仕組み。

2014年3月26日に早稲田大学卒業後、同年4月 いとうさんは早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程でロコモティブシンドロームの予防支援ロボットの研究を続け、博士課程に進みます。


しかし、教授のもとでロボット工学の研究ができなくなり、老化学に研究テーマを変更。


いとうさんは、修士課程でアンチエイジングの授業を受けたことから、高齢者の健康寿命を延ばすために細胞レベルのアンチエイジングも良いと考えるようになりました。


現在いとうさんが研究しているのは『基礎老化学』でアンチエイジング


また学外でも、2019年にはAIベンチャーの『エクサウィザーズ』でフェローに就任し、高齢者の健康維持のためのロボットを共同で開発しています。

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いとうまい子という生き方:女優と研究者の二刀流

いとうまい子さんは、女優としてのキャリアを続けながら、研究者としての道も歩んでいます。

いとうさんは、学び直しに興味がある人に対して、
「やりたいことを学び始めると、想像とは違う世界が広がる」と語ります。


好きなことを学ぶのが大切で、必ずしも学校に通う必要はなく、働きながらでも学べることから始めると良いと勧めています。


学び直しは大きな目標がある人だけのものではないと強調しています。