羊たちとともに

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【秘境の至宝!】軽井沢1960年のウイスキーが描く、時を超えた輝き!

ウイスキー愛好家なら一度は聞いたことがある、軽井沢1960年。

 

この記事では、その歴史や魅力、市場価値に迫ります。

軽井沢蒸留所で誕生し、52年間の熟成を経たこのウイスキーは、最も古く、希少で、高価なジャパニーズウイスキーとして世界的に知られています。

【秘密の箱庭から】

軽井沢1960年は、その名の通り1960年に軽井沢蒸留所で誕生しました。

この蒸留所は、1955年に大黒葡萄酒によって設立された日本初の本格的なウイスキー蒸留所で、シェリー樽での熟成と浅間山系の水を使用していました。

しかし、2000年に生産停止し、2011年に閉鎖された後、残された樽はイギリスのナンバーワン・ドリンクス・カンパニーによって買い取られ、秩父ベンチャーウイスキーの倉庫で保管されました。

軽井沢1960年は、軽井沢蒸留所で製造された最古のウイスキーであり、2013年に41本限定で発売されました。

度数は54.5%、内容量は700ml、小売価格は税別200万円でした。

このウイスキーは、52年間もの長い熟成期間を経て、濃厚で複雑な味わいを持つようになりました。

香りは「秋の古い森」を思わせ、味は「濃いベリー類」を思わせると評価されています。

【美酒の芳香】

軽井沢1960年は、一際の輝きを放っています。

秋の古い森を思わせる香りと、濃いベリー類を彷彿とさせる味わいは、ウイスキー愛好家を虜にします。

そのパッケージもまた注目に値します。

瓶は熟成樽をイメージした木製の箱に収められており、蓋には実際の熟成樽の部材が使用されています。

また、箱は日本の秘密箱にも影響を受けた手作りのもので、ラベルには和紙を使用し、題字は書家の西本宗璽の筆によるものです。

一つ一つのボトルにはそれぞれ異なったデザインの根付が付属しています。

このパッケージはワールド・ウイスキー・アワード2014のデザイン部門で総合一位を受賞しました

【市場価値の高鳴り】

このウイスキーの希少性や品質、洗練されたパッケージから、世界中でコレクターや投資家の注目を浴びています。

アジアやヨーロッパの市場では高値で取引され、香港のオークションでは2015年に1,400万円で落札されたこともあります。

ジャパニーズウイスキー史上最も熟成期間が長く、最も高価なウイスキーとしてその名を刻みました。

【夢の一杯】

軽井沢1960年を実際に味わうことはほとんど不可能に等しいでしょう。

その希少性から入手が極めて困難で、オークションやコレクターを通じてしか手に入らない上、その価格は高額。

購入の際には、正規の販売元や信頼できる出品者からの取引が不可欠です。

それでも、軽井沢1960年は、ジャパニーズウイスキーの最高峰として、世界中のウイスキー愛好家の憧れの的となっています。

このウイスキーは、52年間の長い熟成期間を経て、濃厚で複雑な味わいを持つようになりました。

また、そのパッケージにも高いデザイン性があり、ワールド・ウイスキー・アワードで受賞しました。

しかし、このウイスキーは非常に希少であり、高価です。

それだけに、このウイスキーには特別な魅力があります。

軽井沢1960年は、ジャパニーズウイスキーの歴史や文化を伝える、貴重な宝物と言えるでしょう。