浜内千波(はまうち ちなみ 1955年1月1日生)さんと寺岡勇造さんは、25歳の時に出会い、20年間の事実婚を経て結婚に至りました。
2人は食事の時間を大切にし、お互いの支え合いが夫婦関係を築いてきた重要な要素です。
浜内千波さんと寺岡勇造さんの20年事実婚の秘密とは…!
CMプロデューサーと料理研究家の出会い【共同作業】
(AERA dot.)
浜内千波さんと寺岡勇造さんが出会ったのは、ようかんのCM制作現場でした。
当時、勇造さんはCMプロデューサーのアシスタントとして働いており、千波さんは料理教室を始めたばかりでした。
勇造さんは千波さんの第一印象を「大きくて丸くてふくよかな人」と表現しましたが、それは千波さんが仕事で残った料理を食べていたため、体重が96キロにもなっていたからです。
ようかんとコーヒー豆で深まる関係
二人は京都の貴船での抹茶ようかんのCM撮影で協力し、千波さんの努力により撮影は成功しました。
撮影後、勇造さんからのコーヒーの誘いをきっかけに特別な絆が芽生え、勇造さんは頻繁に千波さんの料理教室を訪れるようになり、以後食べ物のCM撮影では深い信頼関係が築かれました。
(週刊朝日 2017.05.26)
浜内千波さんと寺岡勇造さんの関係がどのようにして築かれ、深まっていったかを示しています。
共同作業を通じて生まれた信頼と協力が、二人の絆の基礎となりました。
サラダボウルから始まったダイエット
浜内千波さんは、100キロ超の体重からダイエットに成功し、料理研究家としてのキャリアに影響を与えました。
付き合い始めた頃、自由が丘で大きなサラダボウルを購入し、その後夫婦でサラダボウルを集めました。
浜内さんの体重が料理教室の少なかった生徒数に影響していると考え、大量のサラダを食べることで1年ほどダイエットに取り組みました。
(AERA dot.)
食事を通じた絆とコミュニケーション
(撮影/山本倫子)
浜内千波さんと寺岡勇造さんは、野菜をたくさん食べることと、遅く帰宅しても必ず一緒に食事をするルールを守り続けています。
これはお互いの気持ちを確認し、前向きな気持ちを育む重要な時間となっており、浜内さんは「家庭が生活の軸となり、お互いが必ずそこに帰ってくる」と語っています。
浜内千波、借金を返済し20年の事実婚に終止符
(画像:ステラnet)
浜内千波さんと夫は、20代半ばから同棲を始め、20年間事実婚を続けました。
浜内さんは料理教室の借金返済に追われ、結婚は後回しになり、共に多忙で結婚の必要性を感じなかったのです。
※ 当初3人で始めた料理教室を1人で続けることになり、教室を買うために35歳で会社を設立、銀行から借金。
30代で借金を返済した浜内千波さんは、40代半ばに夫・寺岡勇造さんの遅い帰宅に不満を持ち、2人は一緒にいる意味を再考しました。
これをきっかけに、共有する時間や物を大切にし、一軒家を建てて46歳で結婚を報告しました。
2人は役割分担をし、趣味を楽しみながら感謝の言葉で関係を良好に保っています。
寺岡勇造さんは、CMプロデューサーとしてのキャリアを持ちながら、浜内千波さんのサポートを続けています。
2人は子供がいないものの、お互いを支え合う関係性がとても理想的です。