大リーグ・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、米テネシー州ナッシュビルで行われたウィンターミーティングの会場で、フリーエージェントとなっている大谷翔平選手との面会を認め、大谷獲得に本腰を入れていることを宣言しました。
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ロバーツ監督は約20分にわたる会見で、数日前にドジャースタジアムで大谷と面談したことを公に明かし、「交渉はうまく行った。早く決着がつくことを願っている。彼は特別な選手だ」と手応えを感じたことを報告しました。
この発表は、他の球団が大谷の獲得に向けて口を閉ざしている中、ドジャースが率直に交渉を進めている異例の事態となりました。
大谷の代理人はこれまでGMミーティングやウィンターミーティングに出席せず、極秘に交渉を進めていたが、ロバーツ監督の公開発言によりその状況は一変。
一部報道では、大谷サイドが交渉内容を秘密に進めたい中、ロバーツ監督が異なるアプローチを選択したことが注目を集めています。
ドジャースはこれまで大谷を熱心に調査し、彼がエンゼルスに入団する際の面談にも参加していた歴史があります。指揮官は大谷の獲得を今オフの最優先事項と位置づけ、大谷が打線の軸となることを熱望しています。
他にもエンゼルスやブルージェイズ、ジャイアンツなどが大谷の獲得に興味を示していますが、ドジャースのロバーツ監督の積極的な姿勢が、大谷の去就に動きがあったことを示唆しています。
これにより、大リーグ史上最大の契約額とされる大谷の移籍先が一気に注目されることとなりました。