黒川温泉、阿蘇郡南小国町に佇む秘境の名湯が全国で注目を集めています!
2009年版ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで異例の二つ星を獲得したこの温泉地には、驚きの取り組みが隠されています。
黒川温泉の魅力に迫りつつ、その成功の裏に潜む秘密とは…!
黒川温泉は、広義の阿蘇温泉郷に含まれ、阿蘇山の北に広がる南小国温泉郷を構成しています。
しかし、単なる温泉地ではなく、地域団体商標として商標登録され、観光客を引き込む斬新なアプローチが特徴です。
1986年に導入された「入湯手形」は、地元産のヒノキを使用し、露天風呂の利用時にシールを交換する仕組み。
2022年には飲食店や小売店も対象に加わり、温泉街全体が一体となった取り組みを展開しています。
黒川温泉は「自然の雰囲気」をテーマに、すべての旅館で自然を感じさせ、露天風呂を開放するという斬新なアイデアを実現した。
これが「入湯手形」の始まりである。
また、全員で雑木林をイメージして木を植え替え、街中の看板をすべて撤去するなど、地道な努力が結実し、温泉街全体が自然に包まれた風景が生まれました。
黒川温泉の成功の裏には、大々的なPRを行わずに口コミによる観光客の増加を待つ姿勢があります。
1986年から続く「入湯手形」による露天風呂巡りや、地元メディアへの情報発信、福岡市でのPRなど、着実な取り組みが奏功し、地域全体が活気づいています。
「街全体が一つの宿 通りは廊下 旅館は客室」。
黒川温泉はまさにこれを体現し、自然と共に魅了する温泉地として、多くの人々に支持されています。
《ガイド》
*彩り豊かな白玉パフェ「白玉っこ甘味茶屋」
*優しくて上品な味わいの団子「とうふ吉祥」
*その場でクリームを詰めてくれる「塩こうじのシュークリーム」(220円)
*おせんべいのテイクアウトができる「寺子屋本舗 黒川店」
✅ 黒川温泉の「入湯手形」は、黒川温泉観光旅館協同組合、各宿泊施設で販売されています。黒川温泉観光協会でも購入可能です。
✅ 入湯手形は、黒川温泉の旅館26か所の露天風呂のうち、好きな3か所に入浴できるものです。3か所のうち1か所は、飲食やお土産に利用可能です。
✅ 入湯手形の有効期限は購入日から6ヶ月。
✅ 入浴時間 8時30分〜21時
《入湯手形の利用方法》
1️⃣ 入湯手形を購入し、お好みの露天風呂(飲食・お土産)を選ぶ。
2️⃣ 各旅館や商店のフロントで手形にスタンプを押してもらう。
3️⃣ スタンプが押された手形を持って露天風呂(飲食・土産)へ行く。