木野花さんと言えば、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で趣里演じる主人公・福来スズ子の家政婦 大野晶子役として出演、また金鳥のCM『タンスにゴン』で有名ですが、旦那さんはおらず、3度の離婚歴があるそうです。
(映像:大人計画チャンネル)
3度の離婚を経て『結婚に向かないタイプ!』
(画像:NHK)
木野花(きのはな 1948年1月8日生 本名:木野目 留美子)さんは、青森県出身の名脇役女優・演出家です。
木野花さんは過去に3回結婚し、3回とも離婚されています。
現在は独身で、子供はおられません。
彼女自身が「結婚に向かないタイプ」と語っており、今後も結婚する予定はないようです。
木野花さんは、元美術教師
木野花さんは地元の青森県にある弘前大学教育学部を卒業し、中学校の美術教師になりました。
しかし、教師としての職場環境が合わず、特に職員室での人間関係や男尊女卑の風潮に苦しみました。
授業準備に追われ、お茶出しを忘れることが多く、そのことで先輩に叱責されることも。
結果として、ストレスで片頭痛や胃痛に悩まされ、医師から環境を変えるように勧められたため、退職を決意します。(婦人公論.JP)
美術教師から演劇の道へ
(画像:金鳥)
木野花さんは、たまたま目にしたアングラ演劇の特集記事で演劇の道に進むことを決意。
これが自分の道だと直感したのです。
東京の演劇養成所『東京演劇アンサンブル』で3年間学び、
その後、1974年に女性だけの劇団「青い鳥」を仲間と結成。
劇団解散後も舞台演出をメインに活動し、時々ドラマや映画にも出演しました。
48歳のとき、『劇団☆新感線』からのオファーでW主演を務め、これを機に本気で役者業に取り組む決意をしました。
木野花さんは、こう明かします。
『主役なのに何もできず、演出家の指示も段取りも覚えられない自分が情けなく、悔しくて涙が出ました。
でも、その悔しさが役者を続ける意欲を芽生えさせました。
本気で役者業に取り組み、それでもダメならやめようと覚悟を決めました。』
CMでは「金鳥ゴン」での「亭主元気で留守がいい」のセリフが話題になり、流行語大賞の銅賞を受賞しています。
現在は、演出家としても活動
(画像:NHK)
現在もドラマや映画、舞台で活躍中の木野花さん。
演出家としても活動しており、1988年から1992年には『パルコドラマスクール』で若手俳優の育成に携わり、
1993年から2003年まで『木野花ドラマスクール』を開校。
現在は『座・高円寺』の劇場創造アカデミーで講師を務め、『おとなのための演劇ワークショップ』も開催しています。
名脇役として数多くの作品で存在感を放つ木野花さん。
その幅広い演技力と独特のキャラクターで、これからも多くのファンを魅了し続けることでしょう。