羊たちとともに

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見上愛 日大芸術学部出身!桐朋女子高校演劇部から演出家を目指し女優になった軌跡を追う!

中学2年生で観劇に魅了された見上愛さん。
高校演劇部で才能を開花させ、大学で演出を学び、女優としても活躍。
2024年には、NHK大河ドラマ光る君へ』で初出演、
同年5月10日、映画『不死身ラヴァーズ』で映画単独初主演するなど、注目の映画やドラマに出演し、ますます輝きを増す彼女の歩みをご紹介します。

 

(映像:ワタナベエデュケーショングループ公式チャンネル)

【だれでもモバイル】

中学2年で始まった舞台への興味

(画像:めざましmedia)

見上愛さんは、桐朋(とうほう)女子中学校2年の頃に観劇好きの両親に連れられ、舞台を観に行ったことがきっかけで、演劇に興味を持ち始めます。


その経験について彼女はこう語ります。


『中学2年生の時に観劇に興味を持ち始め、照明に関心を持つようになりました。


ある舞台では、照明だけで夢と現実、過去と現在の行き来が表現されているのを見て衝撃を受けたんです。


父と兄が音響の仕事をしていたので、私も照明の仕事に就けば6歳年上の兄と一緒に仕事ができるかもしれないという小さな願いもありました。』
スポニチ

mayuri.hatenadiary.com

後悔しないために飛び込んだ高校演劇部

©フジテレビ

見上愛さんは、中学1年から高校1年の途中までの3年間、ハンドボールに打ち込んでいましたが、途中で「自分はなぜハンドボールをしているのだろう」と疑問を抱くようになります。


今、自分が本当にやりたいことをしないと後悔するのではないかと感じ、演劇部に転部。(学生新聞

初めは照明を担当したかったが、部員不足のため演出と脚本を担当することに。

見上愛、トガった高校演劇部で才能を開花!

見上愛さんは「トガった演劇部」に所属していました。


この演劇部は寺山修司さん、別役実さん、野田秀樹さんの作品しか扱わず、それ以外はオリジナルという独特な方針でした。


この環境が肌に合い、本格的に演劇に興味を持ち始めたと言います。

 

中高一貫校桐朋(とうほう)女子中学校・高校の演劇部に途中から参加した見上さんは、既に他のメンバーの役割が決まっている中で、空いていた演出と脚本を担当することになります。


最初は寺山修司さんの作品『犬神』に出演し、その後は脚本や演出も手掛けるようになったそうです。

(focus on!ネクストガール)

演劇の深淵に触れて

(画像:スポーツ報知)

脚本や演出は身近に見本も手本もなく大変な作業ですが、
見上さんの顧問の先生は年に100本以上観劇するほどの演劇好きで、多くの指導を受けることができました。

見上さん自身も多くの舞台を観に行き、得た知識を活かしていました。


さらに、別役実寺山修司の作品だけでなく、チェーホフなどの古典も読んで学んでいたそうです。(focus on!ネクストガール

高校生劇評グランプリでの受賞と将来の夢

高校2年の時、『第4回高校生劇評グランプリ』に参加して優秀賞を受賞し、演劇への情熱を深めていきます。


見上さんは『演劇は自分の得意分野であり、観客に作品を届ける楽しさを実感しました。』と述べています。


この経験から演出の仕事に興味を持ち、将来は演出の仕事をしたい』と思い
大学で演出を学ぶことを決意。


大学では実際に演出を手掛けたり、小道具表を作成したりして演出の勉強に打ち込みます。(学生新聞

演出を学ぶために日本大学芸術学部演劇学科へ

(C)NHK

見上愛さんの6歳上のお兄さんは自分のやりたいことを見つけて挑戦する人です。
その影響で、見上さんも幼少期から「自分は何がしたいんだろう」とよく考えていました。


このため、「自分がやりたいことを見つけないと次に進めない」という気持ちが常にありました。


だからこそ、「演出家になるために演劇の大学で学びたい」と強く思ったのかもしれません。(学生新聞

見上愛、表舞台へ:大学入学後、芸能事務所に所属

「演出家になるためには演技も学んだ方がいい」「演技する人の視点を知っておいた方がいい」と先輩たちにアドバイスされ、演技を学ぶことを決めました。


桐朋(とうほう)女子中学校・高校が芸能活動や劇団への所属を禁止していたため、習い事として学べる場所を探し、ワタナベエンターテイメントスクールで演技を学びます。
そこで現在のマネージャーに声をかけられたことが、デビューのきっかけとなりました。(学生新聞

女優としての第一歩と成長

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2019年 大学1年生のとき、唐沢寿明主演『ボイス 110緊急指令室 第7話』(日本テレビ)高木道夫(演: 芹澤興人)の娘 役で女優デビュー。

 

2021年 大学3年生のとき、見上愛さんは初主演映画『衝動』(倉悠貴(くら ゆうき)とのW主演)が公開。

 

同年『きれいのくに』NHK総合)レギュラードラマで初めてのメイン役。

大学生活を振り返って

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2023年3月 見上愛さんは、日本大学 芸術学部演劇学科卒業。

大学生活を振り返り、こうと綴っています。

 

『大学に入った時は、演出家を目指すつもりで、女優業をするとは思っていませんでしたし、3年間ほぼオンライン授業になるとも思っていませんでした。


本当に人生は何があるかわかりませんね。


その中でも、友達や先輩、先生といった生涯の財産となる人々に出会い、自ら学ぶことの喜びを感じることができました。


事務所や家族の助けもあり、無事に卒業できて幸せです。


大学生という肩書きが無くなるのは少し不安ですが、肩書きのない日々を楽しもうと思います。』

河合優実さんとの出会い

(画像:クランクイン!写真:小川遼)

大学時代に出会った友人として、河合 優実(かわい ゆうみ 2000年12月19日生)さんとのエピソードもあります。

 

河合優実ちゃんとは大学で知り合いました。
彼女があまりにも可愛かったので、


思わず
「すいません、めっちゃかわいいです。友達になってくれませんか?」
とナンパしてしまったんです(笑)。


すると、優実ちゃんは「あ、いいですよ」と快く応じてくれました。


そのとき、優実ちゃんはすでに女優をしていましたが、私はまだ女優をしておらず、「あ、女優さんなんですか」と驚いたのを覚えています。
focus on!ネクストガール

新たな一歩へ

見上愛さんのこれまでの歩みを振り返ると、彼女の挑戦と成長がよくわかります。


演出家を目指していた彼女が女優としての道を歩み始めたように、これからも新しい挑戦を続けていくことでしょう。


これからも見上愛さんの活躍から目が離せません。