羊たちとともに

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【注目!】河合優実の日大芸術学部中退の背景【都立国際高校出身】

河合優実さんと言えば『不適切にもほどがある!』(TBS系)で主演の阿部サダヲさん演じる市郎の一人娘・純子役で彼女はその自然な演技と存在感で、多くのファンを魅了しました。

しかし河合優実さんが日大芸術学部演劇科の出身であることを知らない方々も多いはず。
そこで今回は彼女のこれまでの歩みや高校・大学生活、そして中退の決断について紹介します。

 

(映像:moviecollectionjp)

日大芸術学部中退の理由と決断

(画像:マイナビニュース撮影:望月ふみ)

河合優(かわい ゆうみ 2000年12月19日生)さんは、大学に通いながら芸能活動を続けていましたが、大学を中退する決断をしました。


大学を中退した理由は、コロナ禍で実習が制約されたためです。


実際の現場経験を大切にしたい河合さんは、
「コロナ禍が大きな影響を与えました。


演技の実習が可能な大学を選びましたが、すべての授業がリモートに変わりました。


学校でしか学べないこともあると再認識しましたが、新たな学びの機会が巡ってきたら、その時に勉強を再開しようと考えています。


現在は実践の場で頑張りたいと思っています」と述べています。

この決断は、彼女が自分のキャリアを真剣に考えた結果であり、多忙なスケジュールを考えても賢明な判断でした。

(画像:週刊女性PRIME 撮影/矢島泰輔

幼少期から絵を描くことが好きだった少女・河合優実は、都立国際高校に進学。


ダンス部で表現の面白さに目覚め、
高校3年の2019年に「女優になりたい」と思い立ち、自ら芸能事務所を探して所属。


女優業を続けながら日本大学芸術学部演劇学科に在籍していたが、
2021年、中退

河合優実:
「優柔不断で決めるまで時間がかかるが、一度決まるとすぐに行動する。
考え込んだ分、急に方向転換することがある。


人に相談せず、アドバイスを聞かないことも。
周囲は『あれだけ言っていたのに、そっち?』と思うかもしれない。」
ENCOUNT 2022.04.02

河合優実さんは、これまでどのような幼少期、学生時代を過ごしてきたのだろうか。

河合優実:小さなステップから大きな飛躍へ

(映像:spcl ryo)

河合 優実(かわい ゆうみ 2000年12月19日生)さんは、東京都出身。

2019年デビューすると、a flood of circleの『Center Of The Earth』、supercellの『#Love feat.Ann、 gaku』のMVで周囲をあっと言わせた。

そのダンスパフォーマンスは観る者を魅了し、彼女の多才さと表現力の豊かさを強く印象付けた。

 

河合さんは、歌や映画が日常的にある家庭で、両親と2人の妹とともに育ちました。


「道ばたの石や葉っぱなど、興味を引かれたものをずっと見て、試さずにはいられない。後先考えず一つのことにしか集中できない子どもでした」
と自身について語っています。(讀賣新聞オンライン

 

小学校3年生の時、最初は妹さんが通っていたダンススクールに通い、ヒップホップを習い始めた河合優実さん。

ダンスを通じて「表現すること」の楽しさを知り、これが彼女の演技への情熱に火をつけることになります。


中学校にはダンス部がなかったため、代わりにバスケットボールをしていましたが、高校に進学するとダンス部に入部し、3年間熱心に練習していました。

河合優実:都立国際高校ダンス部が転機!!

(画像:週プレNEWS 撮影/持田 薫)

東京都目黒区にある都立国際高校国際学科(偏差値:68)

この高校は、都立高校の中で唯一国際学科を備えた学校で、

その英語教育の水準は全国的に高いと評価されています。

ホラン千秋さんも、この高校の卒業生です。

 

河合優実さんは、はじめは『役者になりたい』というより、漠然と表現の仕事がしたいと思っていました。

 

小3からダンスをしていたので、普通ならそのままダンサーを目指しそうですが、
「ダンスだけが表現したいことじゃない!」


と思った河合さんは、表現の幅を広げるために表現する者として役者を考え始めます。


役者なら舞台や映像での演技だけでなく、ミュージカルで歌うこともでき、様々な表現が可能だからです。


昔からミュージカルが好きだったことも影響して、
「自分の身体や声を使ってできることはなんでも創ってみたい、やってみたい!」と考えるようになったのです。(週プレNEWS

© CREA WEB 

「私にとって、高校3年間をあんなふうに過ごしてなかったら、今、この仕事をしてないだろうというくらい大きな意味のある時間でした。


もともと小3の頃からダンスを習っていて、中学はバスケ部だったんですけど、高校はダンス部のある都立国際高校に進学して。


そこが、体育祭や宿泊行事とか、ことあるごとに出し物をするパフォーマンスが好きな学校だったんですね。


それで、みんなで一緒に表現するという過程を繰り返しているうちに、
演者としてだけではなく、みんなでものを作ることに喜びと楽しさを感じていきました」(Numero TOKYO

河合優実:高3夏進路変更!日大芸術学部

(C)TBS)

高校3年生の文化祭でミュージカル『コーラスライン』をオマージュしたオリジナル作品を上演するために稽古していた河合優実さんは、その稽古をとても楽しんでいました。


偶然にもその頃、ブロードウェイから来日した『コーラスライン』の公演に感動し、
「やっぱり私は夢を持っていいんじゃないか」と気持ちが固まりました。


高3の夏休みの最後に進路を演技の授業がある大学に変更します。


しかし当初は「保険をかける」という考えで一般的な大学に進学し、
その後オーディションを受けるつもりだったそうです。

河合さんは、進路を変更すると同時に事務所も探し始めます。
現在の事務所に入ったのは高校の卒業直前でした。

ただ、芸能界入りが遅かったため、同世代が多い事務所ではチャンスが少ないのではと心配していました。


そこで、少数精鋭の現在の事務所・鈍牛倶楽部をネットで見つけています。
讀賣新聞オンライン)

 

日大芸術学部中退後、河合優実さんはさらに多くの作品に出演し、その演技力を評価されています。

*2021年『第43回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞』(『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』)
*2024年『第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞』(『不適切にもほどがある!』)
*2022年『第64回ブルーリボン賞 新人賞』(『由宇子の天秤』『サマーフィルムにのって』)


彼女の選択は結果的に功を奏し、現在の成功につながっています。


中退という決断が必ずしもネガティブな結果をもたらすわけではなく、自分の目標に向かって努力することで成功を収めることができるという良い例です。