1977年10月13日から1078年5月11日までテレビ朝日で放送された時代劇『達磨大助事件帳』で、中尾彬さんと池波志乃さんが共演しました。
この共演が2人の出会いのきっかけでした。
(映像:【公式】ジャパネットたかた クルーズチャンネル)
幻の日本酒『越乃寒梅』が繋いだ中尾彬と池波志乃
(画像:古館プロジェクト)
当時、"日本酒ブーム"が到来しており、幻の日本酒と言われていた「越乃寒梅」を飲んだことを自慢していた中尾彬さんに対して、池波志乃さんが「飲める場所を知っているわよ」と反論しました。
その後、2人はその店を訪れ、交際が始まります。
デート当日、目的のお店に着いた池波志乃さんは、中尾彬さんとの会話が盛り上がり、引っかかるところが一つもないと感じていました。
もう少し話をしたいという思いから、
「もう一軒行きましょう」と誘い、
2軒目は神田で芸者のいる店に連れて行ったそうです。
そのお店は池波志乃さんの馴染みの店で、飲んでいる途中で廊下へ出ると周囲に「あの男はどうなのかね」と品定めしていたと言います。
こうして2人は"お酒好き"という共通点から仲が深まり、
2回目のデートで中尾彬さんが結婚を申し込み、
1079年3月14日に晴れて夫婦となりました。
出会ってからわずか3ヶ月という脅威のスピード婚だったようです。
中尾彬との別れ
(画像:古館プロジェクト)
中尾彬さんが心不全で81歳で亡くなったことが、2024年5月22日に明らかになりました。
妻の池波志乃さんは「今年から足腰が弱り、自宅で静養していましたが、15日に容態が急変し、16日の夜中に穏やかに息を引き取りました」
とコメントしました。
「突然のことで、また『志乃〜』と呼ばれそうな気がします。
皆様、中尾彬らしいねと笑顔で見送ってください」と伝えました。