小野花梨さんが5歳で劇団に入団し、8歳でドラマ『嫌われ松子の一生』に出演してデビューしたことをご存知ですか?
彼女の子役時代から活躍し、堺雅人さんから「天才」と称賛された『南極料理人』での演技が、どのように彼女のキャリアを変えたのか、続きをお楽しみに。
(映像:マイナビニュース【エンタメ・ホビー】)
小野花梨:5歳での劇団入団『おかあさんといっしょ』
(画像:テレビ朝日)
小野花梨(おの かりん 1998年7月6日生)さんが芸能界に入ったのは、5歳の時にNHKの番組『おかあさんといっしょ』の画面いっぱいに映る風船を見て「欲しい!」と思ったことがきっかけでした。
母親にお願いして児童劇団に入団し、これが彼女の芸能活動の始まりとなりました。
(小野さん)「風船が欲しくて劇団に入ったものの、年齢制限で番組には出られませんでした。
でも稽古やオーディションを続けるうちに、気づけば今の仕事に就き、頑張りたいと思うようになっていました。」と振り返ります。
(日経XTREND)
小野花梨:8歳でドラマ『嫌われ松子の一生』デビュー
(画像:嫌われ松子の一生)
8歳の時にTBS系ドラマ『嫌われ松子の一生』で鈴木えみさんの幼少期役としてデビューし、その演技が評価され、以後多くのドラマや映画に出演するようになりました。
特に、彼女の自然な演技と感情表現が視聴者や批評家から称賛されました。
小野花梨:子役時代の活躍
(画像:『わたしたちの教科書』)
小野花梨さんは、幼少期から演技力を高く評価されています。
特に『わたしたちの教科書』や『南極料理人』での演技が注目され、堺雅人さんから「天才」と称賛されています。
ドラマでの活躍
小野花梨さんは子役時代に多くのドラマに出演。
特に印象的なのは、
2007年のフジテレビ系菅野美穂主演ドラマ『わたしたちの教科書』(志田未来演じる藍沢明日香の小学生時)や
2008年のテレビ朝日系内野聖陽主演ドラマ『ゴンゾウ 伝説の刑事』(池脇千鶴演じる佐伯杏子の幼少期)などです。
これらの作品での演技が評価され、彼女の名前は広く知られるようになりました。
映画での挑戦:『南極料理人』が女優の転機
映画でもその才能を発揮し、2008年の『チーム・バチスタの栄光』や2009年『南極料理人』などに出演しました。
特に『南極料理人』では、堺雅人さんから「天才」と称賛されるほどの演技力を見せました。
(堺さん)「娘役の小野花梨ちゃんは天才子役でしたね。テストごとにさまざまな演技を試し、大人の反応をうかがうような女優でした。
見ていただければわかると思いますが、まるで手の内で転がされるような感じで、将来が楽しみですね」と小野さんを高く評価しました。
(小野さん)「小学4年生の時に『南極料理人』で堺雅人さんの娘役を演じたのが、とても楽しい経験でした。
この頃から女優という仕事に強い思いを抱くようになり、頑張りたいと思うようになりました。
この作品に出演していなければ、のんびりやっていて、どこかで『もういいかな』と思っていたかもしれません。
子ども時代って、小さな出来事がすごく大きく感じますよね。
私にとっては『南極料理人』が大きな出来事であり、転機となりました。」
映画『南極料理人』での経験が、小野花梨さんにとって大きな転機となり、彼女の女優としての道を切り開いたことは明らかです。
この作品での堺雅人さんの「天才」との評価は、小学生ながらも大人顔負けの演技力を見せた彼女の非凡な才能を裏付けています。
このような早い段階での成功体験は、小野さんにとって女優という職業に対する強い信念と情熱を育むきっかけとなったのでしょう。
(画像:水田きぬ(小野花梨=右)と安子 「カムカムエヴリバディ」 (C)NHK)
小野花梨さんは、その後も多くの作品に出演し、特に2021年上白石萌音、深津絵里、川栄李奈が主演したNHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で安子(上白石萌音)の、しっかり者で親友役の水田きぬを演じることで、物語に厚みを加え、視聴者の心に強い印象を残しました。
また2025年、大河ドラ『マ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』うつせみ 役での出演も予定されています。
彼女のキャリアを見ると、子役から順調にステップアップしているように感じますが、地道な努力や挑戦を続けてきたからこそ、着実に成功を収めていることがわかります。
これからもさらなる成長を遂げ、多くの作品で輝き続けることでしょう。