寺島しのぶさんとフランス人アートディレクター、ローラン・グナシアさんの馴れ初めから結婚生活、息子の眞秀君の成長や歌舞伎への挑戦まで、多彩なエピソードが詰まった寺島家。
その国際的で温かい家族の物語と、異文化を取り入れながら築かれる夫婦の絆を紹介します。
寺島しのぶさんと旦那ローラン・グナシアの馴れ初め
(C)ORICON DD inc. 東京・永田町 日枝神社
寺島しのぶ(てらじま しのぶ 1972年12月28日生 本名:寺嶋 グナシア 忍 てらじま グナシア しのぶ)さんと旦那のフランス人アートディレクターのローラン・グナシアさんの出会いは、まさに運命的でした。
2007年に結婚した二人の始まりは、寺島さんの一目惚れ。
彼女は猛アタックをし、見事に彼の心を掴みました。
寺島しのぶさんとフランス人アートディレクターの旦那ローラン・グナシアさんは、2005年の映画祭『第六回 東京フィルメックス/TOKYO FILMeX』で出会いました。
主演映画『やわらかい生活』の舞台挨拶のため来場した寺島さんがパーティーを主催するローランさんに一目惚れし、積極的に食事に誘うなどアプローチを開始。
当初、ローランさんは慎重な態度を見せていましたが、二人の誕生日が同じ12月28日という偶然もあり、次第に親密な関係に発展。
2007年1月、千葉の砂浜でローランさんから「僕の奥さんになってくれますか?」とプロポーズを受け、同年2月に結婚します。
ローラン・グナシアさんは、元エコノミック・リサーチャーとして銀行業界で働いていましたが、文化への興味から映画プロデューサーに転身。
カンヌ映画祭への出品を経て、マルセイユ国際映画祭のディレクターやアニエスべーのアートディレクターを務めた後、2007年に東京でLa Boite(クリエイティブスタジオ)を設立しています。
寺島しのぶ:結婚生活と特別な絆
(画像:フランス国際映画祭2007)
二人は2007年2月26日に結婚し、結婚生活は愛情に満ちています。
誕生日が同じ12月28日という偶然もあり、二人の間には特別な絆が存在しています。
ローランさんはフランス人らしい自立した考えを持ち、寺島さんに対しても意見をしっかり持つことを求めました。
この経験は、寺島さんにとっても新たな学びとなり、夫婦としての絆をより深めるきっかけとなっています。
寺島しのぶの息子・寺嶋眞秀の成長と歌舞伎の挑戦
(画像:スポーツ報知 2023年)
2012年9月11日に誕生した息子の寺嶋眞秀(てらじま まほろ 芸名:尾上眞秀 おのえ まほろ)くんは、2017年に4歳で歌舞伎座に初お目見えし、その才能を発揮しています。
寺島さんは当初、歌舞伎俳優に育てるつもりはありませんでしたが、2歳で初めて観た歌舞伎に夢中になり、
(寺島しのぶさん)「4歳のときに、父(尾上菊五郎)が出演するか尋ねたところ、眞秀君が『出たいです』と答えたことがきっかけで、デビューが決まりました。」
(眞秀くん)「見得をきって拍手が来るのが気持ちいい」と歌舞伎の魅力を語っています。
(寺島しのぶさんと眞秀(まほろ)くんが『サワコの朝』に親子で出演時。2019年)
母親として、寺島さんは息子の成長を温かく見守りながら、忙しい日々を送っています。
寺島しのぶの娘:国際的な家族構成
旦那のローラン・グナシアさんには、事実婚だった前妻との間に娘・クレオがおり、 寺島家は国際的な家族構成となっています。
ただし寺島さんとローランさんが出会う以前に、彼と前妻は関係を解消していました。
寺島しのぶさんとローランさんの結婚後、クレオさんも家族の一員として迎えられ、国際的で温かい家庭が築かれています。
寺島さんは、異文化が混ざり合う環境の中で家族の絆を大切にしながら、子育てや仕事に励んでいます。
眞秀君とクレオさんの関係も良好で、家族全員が互いを支え合いながら日々を過ごしているようです。
寺島しのぶ:夫婦の時間を大切にする工夫
寺島しのぶさんは、結婚後も夫婦の時間を大切にしています。
例えば、夫婦は子供とは別々の部屋で寝るスタイルを選び、夫婦間の絆を重視しています。
寺島しのぶさんとローランさんは、5歳の眞秀(まほろ)君を育てています。
フランスでは「子供は子供部屋で寝るのが当たり前」という文化があり、川の字で寝たことがないと『今夜くらべてみました』(日本テレビ 2018年)で明かしています。
また同番組内では、夫婦の関係について「奥さんは一番であるべき」というフランス流の考え方を語り、毎朝ローランさんが「よく眠れた?」と声をかける優しさに感謝しているというエピソードからも、二人の関係が特別なものであることが伝わります。
寺島しのぶさんとローラン・グナシアさんの夫婦関係、眞秀君の歌舞伎での活躍、そして家族全員が支え合いながら生きる姿は、多くの人に感動とインスピレーションを与えています。
これからも国際的で愛情深い家族の新たな物語が紡がれていくことでしょう。