人気俳優として注目を集める坂東龍汰さん。
個性的でミステリアスな雰囲気をまとい、多彩な役柄を演じ分ける姿が魅力ですが、その背景には“芸術と自然に満ちた家庭環境”がありました。
今回は、坂東龍汰さんの家族構成や父・母の経歴、幼少期の環境まで、ユニークすぎるルーツを紹介します。
坂東龍汰の父はワイン造りに情熱を注ぐワイナリー経営者
坂東龍汰（ばんどう りょうた 1997年5月24日生）さんの父・坂東剛（ばんどう たけし）さんは、北海道で「仲洞爺バイオダイナミックファーム」というワイナリーを経営しています。
もともとは映画監督を目指して19歳で渡米し、その後はニューヨークで歯科技工士の会社を立ち上げるなど、非常にユニークなキャリアを歩んでいます。
映画監督の夢は叶わなかったものの、長女と坂東龍汰さんが生まれたあと帰国。
その後は家族と共に北海道へ移住し、農業と自給自足の生活へ転身しました。
現在はバイオダイナミック農法という自然のリズムを大切にする栽培方法でブドウを育てています。
坂東龍汰の父の幼少期教育は黒澤映画と大自然
坂東龍汰さんが幼い頃、父親が熱狂的な黒澤明ファンで、黒澤明監督の映画を全て観せたそうです。
芸術教育を重視していた父の影響で、坂東さんは幼い頃から表現することに興味を持つようになりました。
また、父が北海道に家を建てた際は、なんと5年もの年月をかけて自身の手で一軒家を完成させたとのことです。
その環境で育った坂東さんは、自然の中でのびのびと成長し、独自の感性を磨いていきました。
坂東龍汰の母はニューヨークで活動していた元陶芸家
坂東龍汰さんの母は、かつてニューヨークで陶芸を教えていた陶芸家です。
父が歯科技工士の会社を構えていた時期に出会い、結婚したと言われています。
その後、父が北海道へ移住すると母も同行し、現在はワイナリーの仕事を手伝っているとみられています。
芸術に造詣が深い母の影響もあり、坂東さんの創造性や芸術的センスが育まれたのでしょう。
坂東龍汰の家族構成は5人 3人兄弟の真ん中
坂東龍汰さんの家族は5人です。
- 父（ワイナリー経営者）
- 母（元陶芸家）
- 姉：姉は坂東龍汰さんより 約2歳年上。坂東龍汰さん自身が、「幼少期、姉に“されるがまま”だった」と語っており、姉から影響を受けた部分があるようです。たとえば、「姉の影響で漫画や映画作品を読んだ／見た」といった話もあります。 「姉は俳優を始めるきっかけのひとつだった」とする情報もあり、姉の存在が坂東さんの活動に少なからず刺激を与えたようです
- 坂東龍汰さん（真ん中）
- 弟：弟は坂東龍汰さんより 年齢がかなり離れている と報じられています。実家で過ごす時間が少なくなった坂東龍汰さんは、上京・俳優活動を始めてから弟と一緒にいる機会が減ったと述べています。弟とは実家に帰省した際などに「可愛がる存在」だと語っています。
自由で芸術的な家庭環境に加え、姉と弟という異なるタイプの兄弟に挟まれて育ったことで、人を観察する力や柔軟な感性が自然に養われたのではないかと感じます。
作品ごとに表情や空気を自在に変えられるあの演技力は、こうした独特な兄弟関係や家庭の空気感が大きく影響しているように思えます。
坂東龍汰：幼少期はニューヨーク生まれ 北海道での自給自足生活
坂東龍汰さんはアメリカ・ニューヨークで生まれ、3歳頃に北海道へ移住。
父が建てた家で育ち、自然に囲まれた生活を送ってきました。
さらに、小学校から高校までシュタイナー教育を受けており、個性や創造性を重んじる教育理念のもとで育つことにより、豊かな感性が培われたといえます。
※ シュタイナー教育は「知識をただ与える」のではなく、子ども自身が生き生きと育つための環境づくりを重視する教育方式
坂東龍汰：独特な家庭環境が芸術性と表現力を育んだ
坂東龍汰さんは、自身の家族について
「みんな自分のやりたいことを追求する人たち」
と語っています。
ワインづくりに人生を捧げる父や、陶芸に携わってきた母といった芸術性あふれる環境が、俳優としての感性を養う大きな土台になっていることは間違いありません。
今後も坂東龍汰さんのさらなる活躍に期待が高まります。
