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木村昴はドイツと日本のハーフ!声優としてのキャリアを支えた家族

木村昴きむら すばる 1990年6月29日生 本名:スバル・サミュエル・バーチュSubaru Samuel Bartsch)さんは、ドイツ生まれのハーフで音楽一家に育ち、その豊かな表現力で声優として活躍中です。
ドイツと日本、二つの文化に触れた彼のルーツが、どのように演技へと結びついたのか、その魅力をひも解きます。

 

(映像:動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】)

木村昴はドイツと日本のハーフ:ルーツと家族構成

(C)モデルプレス

木村昴(きむら すばる 本名:スバル・サミュエル・バーチュ Subaru Samuel Bartsch)は、1990年6月29日にドイツのライプツィヒで生まれました。


ドイツ人の父と日本人の母を持つ彼は、ドイツと日本のハーフとして育ち、豊かな文化背景を持っています。


父親はオペラ歌手、母親はバロック音楽声楽家で、妹・木村飛鳥も女優として活躍しており、両親の影響が兄妹の芸術的キャリアに大きな影響を与えています。

木村昴:音楽一家に生まれた影響

木村昴の家庭では、常に音楽が身近な存在でした。


彼の父親、ヨズア・バルチュ(Josua Bartsch)さんはドイツ人の元オペラ歌手で、現在は武蔵野音楽大学の准教授としてドイツ語を教えています。


母親の木村克美さんは日本人で、バロック音楽ソリストとして活躍。


父親がオペラを歌い、母親がバロック音楽を演奏する家庭環境は、彼の音楽的感性を育む大きな要因となりました。

 

(木村さん)「両親は僕にずっと楽器を習わせたかったようで、5歳からバイオリンをやっていました。


でも、両親がそうした環境だったせいかクラシックがすごく苦手で、しかもクラシックのことになると両親も厳しかったです。」

木村昴:子供の頃ドイツから日本への移住と日本語習得

木村昴さんは7歳までドイツで過ごし、その後家族と共に日本に移住。


(木村さん)「僕はドイツで生まれ、7歳までそちらで過ごしました。


7歳で日本に来たときは日本語が全く話せなかったんですが、インターナショナルスクールではなく、地元の公立小学校に入学しました。


そこで先生やクラスメートと交流しながら日本語を身につけていきました。」


(木村さん)「母に『何か習いごとをしてみたら?』と勧められた時、児童劇団の募集広告を見つけて「面白そう」とオーディションを受けたのが演技を始めたきっかけです。


劇団ではダンスや歌、日本舞踊など多くのレッスンがあり、日本語を学ぶ場としても良いと母が考え、入団しました。」


この日本語習得の経験が、彼のバイリンガルとしての強みを築き、幅広い役柄に挑戦できる基盤となっています。

木村昴:演技とミュージカルへの情熱が開いた道

木村昴さんは、幼いころから演技やミュージカルに強い関心を持ち、児童劇団にも所属。


この情熱が、後に声優や俳優としてのキャリアに結びつきました。


(木村さん)「両親がオペラ歌手だったのでオペラにも興味がありましたが、レッスンが厳しくて無理だと感じました。同じ『歌で表現する』という意味でミュージカルの道を選びました。」


ミュージカル俳優としての夢を抱いていた彼は、音楽的才能と演技力を磨きながら、今の実力派声優の道を歩んでいます。

木村昴:中2でジャイアンの声優に

(画像:スポニチ

木村昴さんが声優になったきっかけは、中学2年生のときに「友達に自慢したい」という理由で『ドラえもん』のオーディションを受けたことです。

 

(木村さん)「オーディションで自分以外が全員大人と知り驚きましたが、次第に燃えてきました。審査員は声だけで判断し、年齢や経歴は伏せられていました。

 

木村昴、14歳です』と言うと驚かれ、無我夢中で演技しました。
審査員から『ジャイアンに見えた』と言われ、声優としての人生が始まりました。」

 

記念受験のつもりで受けたオーディションで、見事ジャイアン役を獲得し、2005年4月15日から『ドラえもん』で、たてかべ和也さんに代わってジャイアン剛田武)の声を担当し、声優としてデビューしています。

木村昴の妹・木村飛鳥は舞台女優

(映像:ニューヨーク留学センター)

木村昴には妹が1人おり、彼女は舞台女優の木村飛鳥(きむら あすか 1996年9月5日生)として活動しています。


音楽や芸術に理解のある家族に囲まれたことで、兄妹ともに表現者としての道を歩むことが自然だったと考えられます。


木村飛鳥さんは、2歳から子役劇団に所属し、兄である木村昴さんの影響で演劇の道に進みます。


高校卒業後、大きな事故に遭い骨盤を骨折しましたが、リハビリを経て見事に復帰。

 

その後、ニューヨークに渡り、現在は舞台女優として活動しています。
2023年には『Guys and Dolls』や『tick, tick…BOOM!』などのミュージカルに出演し、精力的に活動を続けています。

 

(木村飛鳥さん)「ブロードウェーの舞台に立つのが一つの夢ですが、ブロードウェーキャストとして日本で凱旋公演をするのが目標です。」

まとめ:木村昴が持つ二つの文化と音楽的な家族の影響

(画像:テレビ朝日

木村昴は、日本とドイツという二つの文化を持つことにより、幅広い視野を持っています。


また、音楽一家に生まれたことで、表現力や感性を育む環境が整っていました。


こうしたルーツや家庭環境が、彼の声優・俳優としてのキャリアにおいて重要な要素となり、今日もなお活躍の場を広げ続けています。