俳優として長年にわたり活躍し、今なお多くのファンに愛される篠田三郎さん。
その誠実で落ち着いた人柄は、プライベートでも変わらず、家族を大切にしてこられました。
今回は、篠田三郎さんの嫁・高田章子さんとの馴れ初めや結婚、そして2人の子供について紹介します。
(映像:マムちゃんねる【公式】)
篠田三郎と嫁・高田章子の馴れ初め:出会いはクリスマスイブ
篠田三郎(しのだ さぶろう (1948年12月5日生 本名:大塚 晴生 おおつか はるお)さんと嫁・高田章子さんの出会いは、1971年のクリスマスイブです。
篠田さんは大映時代の友人に誘われて、東京・中野区の小さなスナックで行われたパーティーに参加。
そのスナックの経営者は当時大学生で、そのお姉さんがスナックの手伝いをしており、そのお姉さんこそ高田章子さんでした。
この場で二人は初対面となります。
篠田さんは章子さんについて「彼女の目がとても綺麗で、完全な一目惚れだった」と語っており、初めての一目惚れだったそうです。
一方で章子さんも、篠田さんについて「首の長い人だなと思い、足元を見ると先の尖った靴を履いていて少し意外に感じた」と印象を語っています。
二人とも第一印象として強く互いを意識した出会いだったようです。
篠田三郎と嫁・高田章子の馴れ初め:グループ交際から始まった恋の行方
出会いのあと、友人たちの協力で、篠田三郎さんと嫁・高田章子さんを含めたグループ交際がスタートしました。
当初は複数人で遊びに出かけていたものの、やがて他の友人たちに恋人ができて抜け、自然と二人きりになることが増えていきました。
このあたりから、二人の関係が自然に「二人きり」のものへとシフトし始めたようです。
1972年の暮れ、章子さんが「実家に帰る」と話した際、篠田さんは思わず「帰るなんて、ダメだ!僕を信じてくれ」と告白。
この言葉をきっかけに正式な交際が始まりました。
二人は改めて「互いに向き合う」という段階に入ったと言えます。
篠田三郎と嫁・高田章子の馴れ初め:結婚までの道のりと、章子さんの支え
交際を経て順調に愛を育んだ篠田三郎さんと嫁・高田章子さんでしたが、結婚までには紆余曲折がありました。
1973年には「ウルトラマンタロウ」の主演が決まり、篠田さんのスケジュールは多忙を極めました。スケジュール的・事務所的な制約もあったとされています。
結婚式の予定を何度も延期せざるを得ない状況となり、章子さんは静かにその時を待ち続けたといいます。
そしてついに、1975年1月15日。
東京・目黒のアンセルモ教会(カトリック目黒教会)で挙式を挙げ、二人は晴れて夫婦となりました。
長い交際期間を経て結ばれた二人の結婚は、まさに愛と信頼の証だったといえるでしょう。
篠田三郎の子供:息子について
篠田三郎さんと嫁・高田章子さんの間には、息子さんと娘さんの2人の子供がいます。
息子さんは「ウルトラマンタロウ」の放送が終了した1974〜1975年頃に誕生したようです。
息子さんは一般企業に勤めているといわれ、職業などの詳細は公表されていません。
幼い頃に「ウルトラマンタロウ」の録画を見せたところ、前後編の前編だけを見てしまい、「タロウは弱い」と思い込んでしまったという微笑ましいエピソードもあります。
子供ならではの純粋な反応に、篠田さんも思わず苦笑いしたそうです。
篠田三郎の子供:娘について
篠田三郎さんと嫁・高田章子さんの娘さんについても一般の方のため、詳しい情報は公開されていません。
しかし、2015年に結婚されたことが報じられています。
結婚式では、篠田さんが父親としてバージンロードを共に歩いたそうです。
娘さんの晴れ姿を目にして、父親として深い感動を覚えたと語っています。
その姿からも、篠田さんの家族への深い愛情が伝わってきますね。
篠田三郎と嫁・高田章子の夫婦愛が支える家庭
篠田三郎さんと嫁・高田章子さんは、出会いから半世紀以上を共に歩んできました。
嫁・章子さんの穏やかで辛抱強い性格と、篠田さんの誠実な人柄が、お互いを支え合う大きな力となっています。
芸能界という浮き沈みの激しい世界の中で、長く幸せな家庭を築いてこられたのは、互いへの信頼と尊敬があってこそ。まさに理想的な夫婦といえるでしょう。
まとめ
長年にわたって俳優として第一線で活躍しながらも、家庭を大切にし続けてきた篠田三郎さん。
嫁・高田章子さんとの出会いはまさに運命的で、互いに支え合いながら築き上げた半世紀の絆は、多くの人の心を温めてくれます。
息子さん、娘さんともに一般の道を歩まれていますが、その背景には、誠実で愛情深い父と母の姿がありました。
これからも、篠田三郎さんご夫妻が穏やかで幸せな日々を過ごされることを心から願います。