草刈民代さんは、若い頃からバレエの才能を開花させ、国内外で活躍したトップバレリーナです。
その後、女優として新たな道を切り開いてきました。
一方で、私生活では映画監督・周防正行さんとの結婚や子供を持たない選択など、自身の価値観を貫いています。
今回は、草刈さんの輝かしいキャリア、旦那・周防監督との馴れ初めや結婚生活、そして現在の活動について解説します。
(映像:鶴瓶のスジナシ【公式】)
草刈民代の輝かしいバレエ人生と女優への転身
(画像:映画『Shall we ダンス?』)
草刈民代(くさかり たみよ 1965年5月10日生)さんは、東京都新宿区で生まれ。8歳からバレエを始め、早い段階で才能を開花させました。
名門・牧阿佐美バレエ団で活躍し、若い頃からその名を国の内外で広めました。
その後、女優としても新たな道を切り開き、バレリーナ時代の情熱をそのまま映画やドラマの世界に注いでいます。
草刈民代と周防正行監督との馴れ初め:飛行機で隣同士に
草刈さんと旦那の周防正行(すお まさゆき 1956年10月29日生)監督との運命的な出会いは、1996年の映画『Shall we ダンス?』の制作現場。
草刈さんは役所広司さんとのW主演として周防監督と初めて仕事をすることになりましたが、この時点ではまだ特別な感情はありませんでした。
しかし、『Shall We ダンス?』の撮影が全て終わった後、帰りの飛行機で偶然隣同士の座席になったことでした。
当初、草刈さんは「よく知っているわけではないけれど、全く知らない相手でもない」という微妙な関係に気まずさを感じたそうですが、実際には隣で寝ていても全く気にならず、「この人とはなんだか楽だな」と感じたと言います。
実は周防監督も同じように感じていたようで、結婚の話が持ち上がった際、その安心感が「結婚してもいいかもしれない」と思うきっかけになったと語っています。(2019年 テレビ東京「チマタの噺」)
草刈民代の旦那・周防監督『勘違いから始まった…』結婚生活の始まり
(画像:アクティオノート)
草刈さんとの馴れ初めについて周防監督は、「まあ、勘違いから始まったんでしょうね」と冗談めかして笑いを誘いながら、
「映画『Shall we ダンス?』のプロモーションで一緒に過ごす機会が増え、毎日2時間ほど電話で話すようになりました。
それで『自分は好意を持たれているのかも』と勘違いしてしまったんです」と振り返りました。
そして、「でも、結婚してからは毎日違う人と長電話しているみたいな感じですよ」と照れくさそうに語っていました。
(女性自身 2012年『周防正行映画祭』トークショー)
二人は1996年3月9日に市谷亀岡八幡宮で挙式を行い、新たな生活をスタート。
夫婦としての生活は円満で、お互いに深い理解と尊重を持っています。
草刈民代と周防正行:子供を持たない選択とその理由
草刈さん夫妻には子供がいません。
草刈さんの人生は常にバレエが中心にあり、そのすべての情熱を注いできました。
子どもを持つかどうかについて深く考えたことはなく、気が付けばそのタイミングを逃していたといいます。
しかし、彼女はその選択について一切後悔していないと語っています。
(『アシタスイッチ』(TBS系)2012年)
この選択は夫婦にとっても自然なものであり、周防監督も理解を示しています。
草刈民代と周防正行:現在の家族生活と独立
2024年現在、草刈さんは夫の周防正行監督と共に、両親と妹二人を含む四世帯で同居しています。
両親が高齢であることから、安心感を得るために一緒に暮らすことを選びました。
草刈さんの実家は、『ONE PIECE』などのヒット漫画を手がける老舗印刷会社『中央精版印刷株式会社』。現在、妹・草刈明代さんが社長を務めています。
草刈民代:60代は自分のペースで【2024年4月】
(画像:クランクイン!「GIORGIO ARMANI 2020 CRUISE COLLECTION SHOW」)
草刈さんは2024年4月からすべての仕事を自分で管理し、マネージャーや付き人を持たず、一人で活動。
「来た仕事にはすべて自分で対応し、メールも自分で返信しています」と語り、直接やり取りをすることで新たな発見や成長を感じているといいます。
独立を決めた理由については、「私はオープンで自由な性格なので、60代は自分のペースで仕事をするのがいいと感じました。
自由を楽しみながら、多くの人と一緒に仕事をしたいと思ったんです」と前向きな姿勢を見せています。(デイリー新潮)
草刈民代さんの人生は、バレエへの情熱、女優としての挑戦、そして自分らしい生き方を貫く姿勢に彩られています。
周防正行監督との結婚生活や家族との関係も、彼女の温かい人柄と自由な価値観を感じさせます。
これからも彼女らしいペースで、新たな挑戦や活躍を続けていくことでしょう。
その一つひとつの選択が、私たちに勇気と希望を与えてくれます。