羊たちとともに

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とよた真帆 旦那との馴れ初め 子供を持たなかった現在までを解説

とよた真帆さんと映画監督・青山真治さん。
華やかな世界に身を置く二人の出会いは、一本の映画と、そして一匹の猫がつないだ偶然から始まりました。
結婚、20年の夫婦生活、子供を持たなかった選択、そして旦那さんとの別れ——。
そのすべてに「温もり」と「前向きな生き方」が感じられるとよた真帆さんの軌跡を、馴れ初めから現在に至るまで紹介します。

 

(映像:とよた真帆 / Maho Toyota

とよた真帆と旦那・青山真治との馴れ初め:映画がつないだ2人の縁

とよた真帆(とよた まほ 1967年7月6日生)さんと旦那さんである映画監督・青山真治あおやま しんじ 1964年7月13日 - 2022年3月21日)さんの出会いは、2001年公開の映画『月の砂漠』(第54回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品)がきっかけでした。

 青山監督はある深夜ドラマでとよたさんの演技を見て、「この女優といつか仕事がしたい」と強く印象に残ったそうです。

 とよた真帆さんは、長塚京三さんと父娘役を演じた深夜ドラマで、リビングでの20分にわたる長回しの感情の起伏を描くシーンに挑んだことがありました。

激しい言い合いから和解して涙を流すまでを1カットで演じ切るという難易度の高い場面に、全身全霊で臨んだそうです。

その演技を、当時助監督だった青山真治さんが偶然テレビで目にし、「この女優といつか仕事がしたい」と強く印象に残ったことが、ふたりの出会いのきっかけになりました。(HealtyLife)

 

その後、映画『月の砂漠』でとよたさんに出演をオファー。
とよたさんも青山監督のファンだったことから出演が実現しました。

 撮影を通して心を通わせた2人は、交際に発展し、わずか2ヶ月後の2002年7月に結婚を果たしました。

とよた真帆と旦那・青山真治との結婚生活:愛を育んだ20年とお互いへの影響

 結婚後、とよた真帆さんは「彼の作品がもっと豊かになるよう、家庭を温かく保つことを心がけた」と語っています。

それは、とよた真帆さんが、初めて旦那・青山真治さんと仕事をした際に、その内に抱える孤独に気づき、支えになりたいと感じたからです。

家庭を温かく保つことが彼の創作活動にも良い影響を与え、作品をより豊かなものにできると信じていたといいます。


また、女優としても「旦那に恥ずかしい思いをさせたくない」と強いプロ意識を持つようになったそうです。

一方、旦那の青山監督もとよたさんとの結婚によって、女性の心理描写がより深くなったと評価されており、夫婦はお互いに良い刺激を与え合う存在でした。

20年間の結婚生活を経て、2人の絆はとても強いものだったことがうかがえます。

とよた真帆 旦那・青山真治との別れ:とよた真帆の思い

旦那の青山真治さんは2022年、頸部食道がんのため57歳で亡くなりました。

発見されたのは2021年の春で、治療によって一時は回復の兆しも見えたものの、再発と転移により帰らぬ人となってしまいました。

 とよた真帆さんは、闘病生活を支え続け、最後まで寄り添っていたといいます。

亡き旦那について「優しくて、勉強家で、私に多くのことを与えてくれた存在」と語り、今も深く感謝の気持ちを抱いています。

とよた真帆と旦那・青山真治:子供はいないが、猫や犬と過ごした温かい家庭

 とよた真帆さんと旦那・青山真治さんの間にはお子さんはいません。
複数の情報からも、お二人に子供がいたという記録は確認できません。

しかし、とよたさんは猫を3匹飼っていたほか、結婚後には犬も家族として迎え入れています。

旦那・青山さんのことを「大きな猫が一匹増えたみたい」と微笑ましく語るなど、ペットとの暮らしを大切にしていた様子がうかがえます。

動物たちとの穏やかな日常が、2人の家庭を温かく彩っていたのでしょう。

とよた真帆と旦那・青山真治の結婚のきっかけも猫が…

 とよた真帆さんと旦那・青山真治さんの結婚のきっかけの一つに、猫が関係しています。

とよたさんは結婚前から猫を飼っており、動物への深い愛情を持っていました。

 結婚前、とよた真帆さんが子猫を保護した際、すでに3匹の猫がいたため里親を探していました。

ところが、交際中だった青山真治さんがその子猫に一目惚れし、2日目には「俺が飼う」と言い出したそうです。

他にも希望者がいたにもかかわらず、「(猫の)容姿を気にするような人には譲れない」とまで言い、結局ふたりで一緒に飼うことに。

とよたさんはこの出来事を振り返り、「今思えば、それが結婚の決め手になったのかな」と語っています。(『imidas』)

 もう一つは、青山さんが自然に猫のトイレを掃除してくれたことだったそうです。

(とよたさん)「他人の猫の世話を嫌がらずにやってくれる姿を見て、優しさを感じた」と語っています。

 このように猫をきっかけに深まったふたりの絆は、とても自然で温かいものに感じられます。

 

価値観が合うこと、特に動物への愛情が一致していたことが、結婚への大きな後押しになったのかもしれませんね。

とよた真帆さんは長年にわたり、猫や犬の保護活動に積極的に取り組んでいます。
幼少期から動物に囲まれて育ち、3歳の頃には8匹の保護猫と共に暮らしていた経験があるそうです。
30歳で一人暮らしを始めてからも、ロケ先や日常生活の中で出会った保護猫たちを引き取り、最も多い時で7匹の猫と生活を共にしていました。
また、保護動物の譲渡会をプロデュースするなど、動物愛護活動にも力を入れており、2021年にはその活動が評価され、川島なお美動物愛護賞を受賞しています。

 

とよた真帆:母との暮らしと現在の旦那・青山真治への思い

 旦那さんを亡くした今も、とよた真帆さんは母親と二世帯住宅で生活しています。

 とよた真帆さんの父親は、彼女が3歳のときに母親と離婚し家を出ました。

その後、母親が銀座でバーを経営しながら家庭を支えてくれたことで、母娘の絆はとても深いものになったそうです。

20歳の頃には、初めてのギャラで母親に伊豆高原の家をプレゼントしたという心温まるエピソードもあります。

 現在も女優としての活動を続けながら、絵画や手芸、歌など多彩な趣味にも取り組み、前向きに日々を過ごしているとよた真帆さん。

「歩みを止めることなく、ゆっくりでも前に進みたい」と語る彼女は、亡き旦那・青山真治さんが遺した思い出や人とのご縁を形にすることで、今も共に歩んでいるような気持ちで過ごしているそうです。

青山さんが生前に完成させた脚本を映画化するため、自らキャスティングプロデューサーとして携わり、出演者への依頼を進めているほか、未発表の小説を世に送り出すことも目指しています。(『婦人公論.jp』)

亡き旦那への深い感謝を胸に、とよた真帆さんは新たな人生をしっかりと歩み続けています。

 大切な人の思いを受け継ぎながら、自分の道を丁寧に歩んでいく姿はとても心を打たれます。

とよた真帆さんの前向きな生き方には、多くの人が勇気をもらえるのではないでしょうか。