女優として長年第一線で活躍し、気品ある美しさと確かな演技力で多くのファンを魅了し続ける黒木瞳さん。
プライベートでは、広告業界の大手・電通で重役を務めるエリート社員と結婚し、一人娘にも恵まれています。
今回は、黒木瞳さんと旦那・伊知地俊夫さんの馴れ初めから結婚生活、さらに娘さんの現在まで紹介します。
黒木瞳の旦那は電通の重役・伊知地俊夫
黒木瞳（くろき ひとみ 1960年10月5日生 本名：伊知地 昭子）さんの旦那さんは、広告代理店「電通」に勤務する伊知地俊夫（いちじ としお）さんです。
東京大学を卒業したエリートで、電通の中でも重要な役職を務めてきた人物として知られています。
知的で落ち着いた人柄が魅力の伊知地さんは、仕事に対しても非常に誠実で、周囲からの信頼も厚いそうです。
黒木さんが芸能活動に集中できるのは、そんな旦那さんの支えがあるからこそとも言われています。
黒木瞳と旦那・伊知地俊夫の馴れ初め：出会いは大阪ガスのCM制作
黒木瞳さんと旦那さんの出会いは1990年の大阪ガスのCM制作がきっかけでした。
当時、宝塚歌劇団を退団して間もない黒木瞳さんが出演し、旦那の伊知地さんは電通の社員としてそのCM制作を担当していました。
旦那の伊知地さんは黒木さんに一目惚れし、FAXで何度も食事に誘うなど、積極的にアプローチを続けたといいます。
その熱心さが実を結び、1991年にお二人は結婚。
黒木さんは後にMBSテレビ『ごぶごぶ』で「旦那と最初に仕事をした頃の思い出」として、大阪・中之島にあるリーガロイヤルホテルのセラーバーで食事をしたエピソードを明かしています。
（黒木瞳さん）「当時、仕事の現場で旦那がスキンシップをしてきたり、首を軽く絞めたりするような冗談をしてきた」と笑いながら振り返っています。
最初は「この人、ちょっと変わっているのかな？それとも私のことが好きなのかな？」と戸惑ったそうですが、同時に撮影中は威厳のある態度を見せるなど、そのギャップに驚かされたことを語っています。
仕事中にも遠慮なくスキンシップを取る姿は少し強引ですが、裏を返せば伊知地さんの情熱的な一面が出ていたのかもしれません。黒木さんが惹かれたのも、そのギャップだったのでしょう。
黒木瞳と旦那・伊知地俊夫の結婚生活
1991年に結婚した黒木瞳さんと旦那・伊知地俊夫さん。
2025年には 結婚35年目（サンゴ婚式） を迎えており、長年にわたって夫婦として続いてきたことが語られています。
夫婦の記念日をちゃんと大事にしていて、毎年結婚記念日にはバラをもらっているとのこと。
黒木さん自身、「今年もよろしく」とお互いに言葉をかけ合う、と話しています。
また黒木さんは、結婚生活が長くなって「意見をぶつけ合える相手であり、落ち込んだときには支えてくれる、隣にいてくれないと困る存在」だと旦那さんを感じています。
時には夫婦で「お風呂に一緒に入るときもある」ことを黒木さんがフジテレビ「人志松本の酒のツマミになる話」で明かしています。
ただし、“時間がたまたま一緒になったときだけ”ということです。
黒木さんは夫婦関係について「戦いのような夫婦喧嘩」を経験することもあるが、それでも「旦那には感謝しかない」という気持ちを持っているとも語っています。
また「仕事が1番、家庭が2番」という意識を持っていた時期があり、その考え方は結婚して30年以上たった現在も大きくは変わっていないとのこと。
それは、長い年月をかけて築いてきた信頼とバランスが根底にあるように思います。
表に出ている情報を見ると、派手さや理想論ばかりではなく、「日々の小さな約束を守る」「互いに隣にいることを大切にする」「記念日に花を贈る」など、長く続けるための実践的な努力が随所に感じられます。
また、家族や仕事との両立において、黒木さん自身が「完璧ではないけれどなんとかなる」「すれ違いもあるけれど言葉や連絡を大切にする」などの柔軟さを持っていることが、35年という長い結婚生活を支えてきた要因ではないかと感じます。
黒木瞳の娘・伊知地萌子について
黒木瞳さんには、1998年頃に誕生した娘・伊知地萌子（いちじ もえこ）さんがいます。
黒木さんに似た美しいルックスで注目を集めたこともありました。
しかし2012年、青山学院中等部在学中に同級生とのトラブルが報じられたことでも話題になりました。
当時は大きく報道されましたが、プライバシーに関わるため詳細は明らかにされていません。現在は一般人として静かに暮らしているようです。
黒木瞳の家族関係と現在
黒木瞳さんは、家庭と仕事を両立させながら現在も第一線で女優として活躍しています。
また、黒木さんは舞台・映像作品への出演だけでなく、司会、監督業など多様な活動に挑戦しています。
旦那の伊知地俊夫さんは、長年にわたり広告業界を支えてきた実力者。
お互いの世界を尊重し合う姿勢が、長年続く夫婦関係の秘訣なのでしょう。
娘さんも成長し、家族それぞれが自分の道を歩んでいる黒木家。
華やかな芸能界の裏で、堅実であたたかな家庭が築かれているようです。
まとめ
黒木瞳さんと旦那・伊知地俊夫さんの歩んできた35年の結婚生活は、派手さよりも「日々の小さな積み重ね」を大切にしてきた証といえるでしょう。
お互いの世界を尊重し合い、支え合いながら築いてきた家庭は、娘さんの成長とともに今も温かく続いています。
これからも女優として、そして一人の妻・母として輝き続ける黒木瞳さんの姿から、私たちも“家族の在り方”について学ぶことができそうです。
